くらし情報『若き監督のアイディアで“ロッキー復活”が実現!『クリード チャンプを継ぐ男』』

2015年11月19日 20:00

若き監督のアイディアで“ロッキー復活”が実現!『クリード チャンプを継ぐ男』

というアイディアを持った若きクリエイター、ライアン・クーグラーが訪れた。

「認めるけど、私はすごく興味をそそられたよ」とスタローンが明かす本作のアイディアは、実話に基づく映画『フルートベール駅で』(’13)が高く評価されたクーグラーが監督デビューする前の大学時代に生まれたそう。「僕は父親と『ロッキー』映画を観て育った。僕らの定番の父子タイムだったんだ。ロッキーは誰もが共感できるキャラクターだ。それは『ロッキー』映画にはどんな人でも楽しめる要素があるからなんだ」とクーグラー監督は語る。

そしてスタローンと初めて出会った日のことをふり返り、「彼がちょっと不安げなのが見てとれた。なにしろ僕は、その当時はまだ1本も長編映画を作っていなかった。
たぶん彼は、この俺に『ロッキー』映画を撮りたいと言ってくるなんて、この若造は何者だ?と思っていたんじゃないかな。でも同時に、彼がどうすれば映画として成立させられるか、あらゆる可能性を考えているのも感じた」とほほ笑む。

こうして1946年生まれのスタローンと、1986年生まれのクーグラー監督、40歳の年齢差の2人の脚本化に向けての共同作業が始まった。このたび解禁となった撮影現場でクーグラー監督にアドバイスするスタローンのメイキング写真からは、トレーナーになったロッキーの姿にも重なり、もう一つの師弟関係を感じさせる。

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