くらし情報『【インタビュー】竹内結子&橋本愛、対照的な美しきヒロインが語る『残穢』の魅力』

2016年1月28日 20:00

【インタビュー】竹内結子&橋本愛、対照的な美しきヒロインが語る『残穢』の魅力

とも。「『ある絵があるんです。それを見たものは…』とか、『ここが終の棲家だ』という台詞を覚えておくと、とんでもない怖い思いをするんじゃないかな」。

完成作は、ショックを与えて怖がらせるというより、じわじわと広がっていくような浸透性のある恐怖感が印象的だ。特に竹内さんは淡々とした雰囲気を求められたという。「これは棒じゃないの?っていうぐらい、淡々と言ってくださいと言われました。ナレーションだけの部分に関してもそうですけど、とにかく静かに淡々と低く、とにかく低くって言われてやっていました。今まで中村監督の作品だと、自分がリアクションを取るほうが多かったんですけど、一切ないと言うか、すごいフラットな感じでした」。
橋本さんは逆に「時々ちょっと軽く浅くなったりすると、ちょっとそれ軽くない?と指摘されました」と言う。「ずっと重く、重くっていうのは継続していました」。

「私と比べてそうだよね、怖がる係だったもんね」と言う竹内さんに橋本さんはうなずきながら、「怖がり係。怖がり担当」と付け加える。「だから普段と逆だなと思って。そのままの私だったら『ひゃあ』ってやってると思う」と竹内さんは笑う。

女優として先輩、後輩の関係ではあるが、2人の間に流れる空気はとても和やかで心地いい。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.