切なくて懐かしい…アジア発・純愛映画3選『恋恋風塵』『若葉のころ』『すれ違いのダイアリーズ』
に込められた想いが何とも切なく、抑制された映像美に心洗われる。
■30年の時を越え “17歳”の切ない恋心が鮮やかに蘇る…『若葉のころ』
5月28日公開の『若葉のころ』は、1971年の大ヒット映画『小さな恋のメロディ』の挿入歌として知られる「ビージーズ」の同名曲に乗せ、子ども以上大人未満の“17歳”という微妙な年ごろの揺れる恋心を描く珠玉のラブストーリー。
台北に住む17歳の女子高生・バイが、交通事故で意識不明の重体となった母・ワンに代わり、母が17歳のころに出会った初恋の相手にメールを送ったことから始まる、30年の年月を越えた純愛をつづる。名曲「若葉のころ」と繊細な映像で表現するのは、ミュージックビデオ出身のジョウ・グータイ監督。台湾版『美男<イケメン>ですね』の若手注目女優ルゥルゥ・チェンが主人公の女子高生と若き日の母の二役をみずみずしく好演する。
■会ったこともない日記の持ち主に恋!? 実話から生まれた物語…『すれ違いのダイアリーズ』
米「アカデミー賞」外国語映画賞のタイ代表作品にも選出され、日本の著名人たちをはじめ世界各国で観客による感動の口コミが絶えない『すれ違いのダイアリーズ』は、5月14日公開される。