『クリーピー』『貞子vs伽耶子』『ヒメアノ~ル』…今年の日本映画は“何か”が違う!?
何かとヒーロー同士が激突を見せる今年、『コワすぎ!シリーズ』などを手がけてきた白石晃士監督の『貞子vs伽耶子』(6月18日公開)では、『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子という、2大“最恐女子”までも世紀の対決を果たす。しかも、“呪いのビデオ”で貞子に狙われるのは山本美月で、“呪いの家”で伽耶子に狙われるのは玉城ティナという人気モデルでもある若手女優2人。しかも、そんな “最恐女子”を「引き合わせてしまえ」という霊媒師の経蔵役を演じるのが、いつでもクールな色気たっぷりの安藤政信とあれば、見逃せない。
さらに今年は、『呪怨』の清水崇監督と清野菜名とのタッグで、水や風などを体感できる4DX限定の『雨女』(公開中)まで登場。劇場でしか出会えない恐怖を実現させている。
そんなJホラーの醍醐味といえば、ごく普通の日常の中に忍びよる驚愕の恐怖。だが、“呪い”とまではいかなくても、穏やかな日常とすぐ隣合わせにある究極の狂気は、身を凍らせるには十分だ。
「V6」森田剛の映画初主演作『ヒメアノ~ル』(公開中)は、「ヒミズ」「行け!稲中卓球部」の古谷実によるコミックが原作。
これも映画らしい見せ方で、前半は「これがR15指定?」