くらし情報『『ファインディング・ドリー』監督&プロデューサーが明かす、ドリーが“自分自身”を見つけるためのストーリー』

2016年7月9日 13:00

『ファインディング・ドリー』監督&プロデューサーが明かす、ドリーが“自分自身”を見つけるためのストーリー

そして、彼女はそれを自分自身のせいだと感じているんだ。それで僕は、 “アイム・ソーリー”と言うキャラクターに行き着いたんだ」と、謝ってばかりいるドリーについてスタントンは解説する。「彼女の喜びや楽観主義、誰かの助けになろうとするところは、実は彼女の鎧なんだ。もし彼女がすごく助けになれば、多分その人は彼女を置き去りにしたりしないだろうというのが、彼女なりの考えなんだよ」。

前作では、子を思うマーリンの視点を通して、親子愛だけでなく自立していく子どもを見守る“親の子離れ”が描かれ、その物語の普遍性が年齢を問わず多くの人に感動をもたらしたと言えるだろう。本作においても、ドリーが自分自身のルーツに出会い、変わっていく姿を描くストーリーには、観るものの琴線に触れる普遍的なテーマを宿している。エンターテイメントの第一線を走りながらも、なぜここまでもそこに人々の感動を呼ぶ作品を生み出すことができるのだろうか?

「ディズニー/ピクサー映画に共通するテーマは、人々が共感出来るように、世界共通のものであってほしいと感じていることだと思う」とリンジーは話す。「ある作品がスーパーヒーローについてで、ある作品が魚について、そしてある作品がロボットやモンスターについてで。

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