くらし情報『【特報映像】運命に翻弄された母と娘の物語…P・アルモドバル最新作『ジュリエッタ』』

【特報映像】運命に翻弄された母と娘の物語…P・アルモドバル最新作『ジュリエッタ』

原作は、カナダのノーベル賞作家アリス・マンローが2004年に発表した短編集「Runaway」。同一主人公でありながら、それぞれが独立したストーリーである3編を、アルモドバル自身がひと続きの物語として脚本化した。

アルモドバルは、主人公ジュリエッタ役に2人の女優を初めて起用。スペインのベテラン女優エマ・スアレスがジュリエッタの“現在”に扮し、TVシリーズ「情熱のシーラ」で脚光を浴びた新進女優アドリアーナ・ウガルテが“過去”を演じている。監督は2人の女優について、「ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ヴィクトリア・アブリル、マリサ・パレデス、セシリア・ロスといった私の女神たちと肩を並べる存在になった」と絶賛。アルモドバルが見出した新たなミューズたちの名演にも注目。

今回解禁となった特報映像では、鮮烈で艶めかしい色彩感覚の中で、人間の愛おしさや切なさを描き出すストーリーテラーであるアルモドバルの、このうえなく魅惑的な映像世界の一端が垣間見える。美術を担当するのは、長年アルモドバル作品を支えているアンチョン・ゴメス。
衣装は、『ミッドナイト・イン・パリ』『マジック・イン・ムーンライト』など、近年ウディ・アレン監督作品ともコラボしているソニア・グランデが務めている。

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