くらし情報『【予告編】巨匠P・アルモドバルが再び放つ母と娘の愛…『ジュリエッタ』』

2016年9月20日 16:00

【予告編】巨匠P・アルモドバルが再び放つ母と娘の愛…『ジュリエッタ』

もし受賞となれば、『オール・アバウト・マイ・マザー』以来2度目、同部門の設立以後スペイン人としては初、そして現在存命の監督の中では唯一の快挙となる。

主人公ジュリエッタ役には、監督は初めて2人の女優を起用。スペインのベテラン女優エマ・スアレスが“現在”のジュリエッタを演じ、TVドラマ「情熱のシーラ」で脚光を浴びた新進女優アドリアーナ・ウガルテが、“過去”の若きジュリエッタ役で好演を見せる。

今回解禁となった予告編映像は、「愛する娘へいままで言えなかったすべてを話すわ」と、自身の過去の秘密を一人静かに、どこにいるともわからない娘への手紙へ綴る“現在”のジュリエッタから幕を開ける。

娘アンティアが突然姿を消してしまったあの日から、時はさらに遡り、“過去”のジュリエッタとその後、夫となるショアンとの列車での運命的な出会い、最愛の娘と妻のイニシャルのタトゥーを彫った夫に幸せそうにキスをするジュリエッタ、ティーン・エイジャーへと成長し、課外授業へ出発する娘を笑顔で送り出すジュリエッタの母としての姿など、幸せな一家の思い出が描かれていく。やがて映像は、失踪した娘からのものと思われる1通の手紙を受け取り、驚愕のなか涙する“現在”のジュリエッタが映され、その真相については明かされぬまま、締めくくられている。

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