くらし情報『「キングダム」原作者・原泰久の原点に迫る「情熱大陸」』

2016年10月29日 12:30

「キングダム」原作者・原泰久の原点に迫る「情熱大陸」

その後、歴史物の読み切り漫画「覇と仙」が「第23回MANGAグランプリ」にて奨励賞を受賞し、その3年後に「キングダム」連載が決まる。同時に、「スラムダンク」「バカボンド」の超人気漫画家・井上雄彦の下で4か月間アシスタントを務めたという経歴の持ち主。その社会人・アシスタントの経験があったからこそ、“大人の格好よさ”を肌で感じ、それが現在の作風に繋がっているという。

「キングダム」連載開始にあたり、「これまで誰も描いていない中国の春秋時代をテーマにしても読者の関心を集めないのでは?」と編集者から反対されたというが、「真っ白い雪の上に一歩踏み出したい」という強い思いで突き進んだ結果、若者だけでなく大人もハマる稀代のメガヒット作品が誕生することになった。

本番組では、連載10周年実写プロジェクトが始動して大きな注目を集め、ストーリーのターニングポイントを迎えた「キングダム」の創作に悪戦苦闘する、原さんの5か月間に密着!原さんは、毎週18ページもの連載を届けるため、福岡県の仕事場でまさに“不眠不休”で原稿を描き続けたかと思うと、〆切の合間を縫って博物館に足を運び情報収集したり、サラリーマン時代の同僚の飲み会にも律儀に顔を出したり…という多忙ぶり。

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