2017年8月1日 05:00
柳沢慎吾、ユーモアと知性備えた新キャラの吹替に「ピッタリだな!」『猿の惑星:聖戦記』
旅の途中、動物園出身で、人間の物資を盗んで生きている奇妙なチンパンジーのバッド・エイプと出会い、大佐の居場所を知る彼に道案内させることになるのだ。
シリーズを通してプロデューサーを務めるディラン・クラークは、「シーザーは暗い旅を続けているが、バッド・エイプに出会うと、シーザーがいつもやらないような行動をする。シーザーにとっての岐路となるちょうどよい時期に出会い、何度も希望の光を灯す」と、バッド・エイプのキャラクターについて明かす。また、シーザーを演じたアンディ・サーキスも「シーザーははじめ、バッド・エイプはたまたま出会った変わり者としか思っていないが、2人の間に共通するものがあると気づき、その後は心を通わせるようになる」と、シーザーにとってバッド・エイプが大切な存在となることを語っている。
そのバッド・エイプの吹き替えを務めた柳沢さんは、オファーを受けた際、「ピッタリだな!って思いましたね」という。「実家の81歳のお袋にも『今度『猿の惑星』の声優をやるんだ』って言ったら、『何役なの?』って聞かれて、『猿』って答えたら『ピッタリじゃん、ピッタリ!観る、観る!』って言っていました」とふり返る。