2017年8月7日 16:30
写真家レイモン・ドゥパルドンの日本初個展がシャネル・ネクサス・ホールにて開催
ドゥパルドンは東京にはじまり、メキシコ、ミュンヘン、モントリオールと歴代オリンピックを写真に収めている。また、この取材は彼にとって初めてのアジア訪問でしたが、以降、何度か訪れるごとに、ドゥパルドンは東京を被写体に撮影を行っている。
そして2016年、ドゥパルドンは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を控えた東京の街をカラーで撮影。フランス人哲学者クレマン ロッセが “The Sweetness of Reality (甘美なリアリティ)”と表現したドゥパルドンのカラー作品には、メロウかつ豊かな色彩美が際立っている。
本展覧会では、ドゥパルドンが東京を撮影した過去作とともにカラーによる撮り下ろし作品を併せて展示される。稀有な写真家の目を通して撮られたこれらの作品群は、日常に溶け込んで気付かれずに過ぎていく東京の姿を教えてくれるとともに、世界中で尊敬を集める芸術家の、過去と現在を象徴的に示すものであるともいえる。
「DEPARDON / TOKYO 1964-2016」はシャネル・ネクサス・ホールにて、9月1日(金)~10月1日(日)12時~20時開催(入場無料・無休)。(text:cinemacafe.net)
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