“キョンシー”がデジタルリマスターで復活! 常識を超えた吹替をしていた?
1987年にテレビ放映されて以来、“キョンシーブーム”を巻き起こした、大ヒット映画シリーズ『幽幻道士(キョンシーズ)』とTVシリーズ「来来!キョンシーズ」初のデジタルリマスター版コンプリート・ブルーレイ・ボックスが、本日8月23日(水)より発売。この度、発売にあたり日本版吹き替え演出を担当した飯田譲治が当時をふり返り、いまでは考えられない演出エピソードを披露した。
『幽幻道士』は、1986年に放映された台湾映画。大道芸人の親方と旅をしている4人の子どもたち、チビクロ・スイカ頭・チビトラ・デッパが旅の途中に、森の中でキョンシー隊に出会い、イタズラのつもりでキョンシーのおデコに貼ってあったお札をはがしてしまった!大暴れしだしたキョンシーたちを鎮めようと戦う親方は、途中自分の影を踏まれてしまう。それがことの不幸の始まりであった…。
一方、TVシリーズ「来来!キョンシーズ」は、『幽幻道士』の大ヒットを受けて制作されたもの。チビクロの父・杜平が旅先で無念の死を遂げ、杜平キョンシーは凶暴キョンシーとなり、人々を襲いはじめる。テンテンたちの活躍により無事成仏させるも、後にテンテンたちは杜平が悪名高き悪漢コウモリ道士に殺されたことを知る。