くらし情報『“キョンシー”がデジタルリマスターで復活! 常識を超えた吹替をしていた?』

“キョンシー”がデジタルリマスターで復活! 常識を超えた吹替をしていた?

杜平の敵を討つために、子どもたちは最後の戦いに挑むというストーリーだ。

■台本はナシ!? 吹き替えは手探り状態

「幽幻道士&来来!キョンシーズ」コンプリート・ブルーレイ・ボックス(C)1985-2017 AT ENTERTAINMENT

本作の吹き替えには、みんなのアイドル美少女道士テンテンに高田由美(「クレヨンしんちゃん」よしながみどり役)、スイカ頭に桜井敏治(「みどりのマキバオー」山本菅助役)、チビクロに坂本千夏(「となりのトトロ」メイ役)、金おじいさんに宮内幸平(「ドラゴンボール」亀仙人役)、デブ署長に内海賢二(「北斗の拳」ラオウ役)、長三道士に緒方賢一(「名探偵コナン」阿笠博士役)といったレジェンドたちが布陣。

そして今回、「幽幻道士3」「幽幻道士4」「来来!キョンシーズ」の日本版吹き替え演出を担当した飯田氏が当時をふり返り、いまでは考えられない演出エピソードを披露した。現地での台本がそもそもなかったため、吹き替え制作段階では何とも大雑把なところからのスタートだったそうで、「大まかな流れとあらすじだけ現地から届くが、実際は何をやっているのかわからなかった。辻褄は合わないがとにかく笑えるようにセリフを盛り込んでみたりして。口の動きに合わせるとセリフが入りきらないということも多々あったが、そこは心の声が漏れ出たということにしようと、常識を超えた吹き替えをしていた」

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