『ラ・ラ・ランド』『美女と野獣』…2017年はミュージカル映画大ヒット! 来年も“ミュージカル・トレンド”続く!?
第89回アカデミー賞を席捲した『ラ・ラ・ランド』が日本でも大ヒット
そして、ロサンゼルスを舞台に、女優志望のミア(エマ・ストーン)とジャズピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋模様を新旧ミュージカル映画や往年の名作へのオマージュたっぷりに描いた『ラ・ラ・ランド』は、興収43億円超えの大ヒット。第89回アカデミー賞で監督賞、主演女優賞、作曲賞、主題歌賞など最多6部門を獲得した映画賞レースの主役的作品が、日本でこれほどの大ヒットとなるのは珍しいこと。『英国王のスピーチ』でも最終興収18.2億円なので、『ラ・ラ・ランド』は大快挙といえる。
いずれの作品も、“何度でも観たい、聴きたい、酔いしれたい”というリピーターたちが劇場に押し寄せたことが大きい。なお、『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』は、生演奏オーケストラで映画を鑑賞する「シネマ・コンサート」も大好評を博した。
■2017年ミュージカル映画、大ヒットのワケを徹底分析!
アニメーション編
――ディズニー・アニメーション最強スタッフが集結した『美女と野獣』『モアナと伝説の海』
『美女と野獣』は、『ドリームガールズ』『シカゴ』(脚本)