くらし情報『【シネマモード】「レズビアンではなく、トランスジェンダー」“本当の自分”を伝える自己表現とは』

2018年1月24日 17:30

【シネマモード】「レズビアンではなく、トランスジェンダー」“本当の自分”を伝える自己表現とは

レイは男の子らしい服装をしていますが、それは当たりまえのこと。きっと、彼にとって服というのは、私たちが思う以上に大切な体の一部なのでしょう。それは、やるせない状況にある現実を少しでも自分自身の“あたりまえ”に近づけるために必要なもの。彼にとってファッションはもはや、おしゃれや自己表現を超えて、自己実現の手段。それについては、エディ・レッドメイン主演の映画『リリーのすベて』にも詳しく描かれています。

最近は、映画でもTVでもトランスジェンダーが登場する作品が増えてきました。いま、NHKで放映されている『女子的生活』(1月26日金曜日が最終回の第4話目)もそのひとつ。男性として生まれたトランスジェンダーの女子がヒロインです。
故郷を離れ、大都市で女性として暮らしているのですが、他者からの心ない(でも何気ない)言動に傷つきながらも、自分の道を歩こうとする姿が清々しく描かれているとても素敵な作品です。主人公ミキを演じる志尊淳の女子っぷりも話題ですが、身体は男性、心は女性というヒロインの世間へのツッコミぶりは、なかなか聞くことのできなかったトランスジェンダーの本音の一端を知る大きなのきっかけにもなっています。

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