ルーニー・マーラ「複雑でそこが魅力」アイルランド歴史の“闇”に触れる
と苦労した点についても明かしている。
ローズが迫害を受ける理由については、宗教だけでなく「彼女が美しく、男を夢中にさせる女性だったことが原因」と言い、なぜ様々なタイプの男性がローズに惹かれたかなど、主人公ローズを巡って繰り広げられる男性たちとの関係性も分析している。
そして、婚外子を産んだ女性が強制的に矯正施設に送られるなど、“アイルランドで隠された歴史の闇”とも言われる内容を描いている本作。そんな本作のストーリーについて触れ、「こういう話を映画を通じて知ってもらうのは大事なことよ。私には女優としてやるべきことがたくさんあると思うの」「女性が男性から受けてきた被害を描いていると思う。でも男性からだけじゃない。女性が女性にとっての脅威になることもあるわ。だから性別だけの問題じゃない」などと冷静に述べている。
映像後半で映し出されるメイキング映像では、愛する人との宝物を守るため、自分の命を顧みず極寒のアイルランドの海に身を投げ出すシーンをスタント無しで挑み、笑顔でモニターチェックする姿も収められている。
『ローズの秘密の頁』は2月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
(cinemacafe.net)
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