くらし情報『【インタビュー】岩田剛典×斎藤工 触れ合って生まれた“化学反応”』

2018年3月7日 12:45

【インタビュー】岩田剛典×斎藤工 触れ合って生まれた“化学反応”

僕自身、映画に引き込まれるのは、普段は人に見せない心が見えたとき。綺麗な部分だけじゃなく、本音が映り込んでいるのを目にしたときに客観から主観になっていく。今回の岩田さんからそれを凄まじく感じましたし、瀧本監督の存在あってこそなんだろうなと思いました」。

『去年の冬、きみと別れ』(C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会

「工さんにそう言っていただけて、本当に嬉しいです」と恐縮する岩田さんも、パブリックイメージと役柄、さらには作品に関して思うところはあったという。「濃密な作品ですし、難しい役ですから。僕は役者1本で活動している身でもありませんし、こういった作品のこういった役にいまのタイミングで出会えたのがありがたかったです。最初は僕の中でも、この作品に出ている自分をイメージできなかったくらいで…。役者として見てもらえたのかなという喜びが湧く反面、自分に務まるのかという葛藤もありました。
でも、殻を破って飛び込もうと思った決断は間違いじゃなかったと、いまはすごく思います」。

岩田剛典『去年の冬、きみと別れ』/photo:You Ishii

こう力強く語る岩田さんの言葉に、大きく頷く斎藤さん。そんな斎藤さんは長編初監督作『blank13』が公開されたばかり。俳優・斎藤工ならぬ齊藤工監督に、もし自分の監督作で俳優・岩田剛典とタッグを組むとしたら?なる質問を最後に投げてみた。

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