【インタビュー】若きハン・ソロ俳優「毎日が挑戦」 銀河一の“賭け”に挑んだ胸中は?
■「ハンは理想主義者で、夢見る男」
現在28歳のオールデン。アメリカ西海岸で生まれ育った少年の生活には、当然「スター・ウォーズ」が“文化”として、しっかりと根付いていた。「VHSやDVDがあるから、もうリアルタイムかどうかなんて関係ない。子どもの頃はハン・ソロのアクションフィギュアで遊んだり、ルークになりきってライトセーバーを振り回していた」のだとか。
「ハンは理想主義者で、夢見る男なんだ。欠点もあるけど、とてもエモーショナルで、つまりとっても人間的。いまも昔も最も感情移入できるキャラクターだよ。だから、役作りでは“リアルさ”を一番意識した。
もちろん、誰もが“その後のハン・ソロ”を知っているから、一貫性も忘れてはいけない。そのバランス感覚が、演じる上での難しさであり、楽しさだった」
■「ロン・ハワード監督は、すばらしいリーダー」
撮影も終盤に差しかかったタイミングで、フィル・ロード&クリス・ミラーのコンビ監督が降板。オールデンは若きハン・ソロがそうであるように、この緊急事態をあふれるガッツで乗り切った。「フィルとクリスが大好きだったから、彼らが目指した方向性が実現しなかったのは残念でもある。