くらし情報『【インタビュー】クリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワード、“恐竜”を通して深めた関係』

2018年7月11日 07:45

【インタビュー】クリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワード、“恐竜”を通して深めた関係

プテラノドンにはゴツンと突かれたりもしたな。人間と恐竜のふれあいってやつだね(笑)。そんなことが次々に起こるのだから、ユーモアも恐怖も自然に生まれるよ」。

■ブライス「いまの時代にこそ当てはまる物語」

「真実味があるのよね」と同意するブライスは、物語が鳴らす警鐘も真摯に受け止めている。「シリーズの生みの親であるマイケル・クライトンがもともと描いていたように、人類は革新し続けるし、創造し続ける。テクノロジーの進歩という形でもね。けれど、それらが欲望という名の下に行われれば、いずれはトラブルを抱えることになる。『ジュラシック・パーク』から数えれば5作目になるシリーズなのに、いまの時代にこそ当てはまる物語なのが興味深いわ。
内容が濃いから、知的なレベルで心に響くの」。

「動物の生きる権利を問う物語でもあるしね。恐竜に限らず、あらゆる生き物には同等の権利がある」と続けるクリス。慎重にテーマを語りもすれば、楽しく場を盛り上げるクリスとブライスこそ、シリアスとユーモアのバランスが最高だ。互いの言葉に耳を傾けるときも、豪快に笑い合うときも、まとう空気がどこか心地よい。

■撮影現場で追い込まれたときに2人を奮い立たせた言葉とは…

そんな彼らのいる撮影現場ならば、恐竜にゴツンと突かれようと、火山の噴火が起きようと、それらのシーンを撮るために朝から晩まで働くことになろうとも、きっと楽しいに違いない。

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