くらし情報『『インクレディブル・ファミリー』監督が語る、実写を経験したからこそ成せるクオリティとは?』

2018年8月10日 14:48

『インクレディブル・ファミリー』監督が語る、実写を経験したからこそ成せるクオリティとは?

それが本当に実写から僕達アニメーションを分けているものなんだ。“本質を見つけて強化する”ということなんだよ」と力強く語った。

また、本作は前作の直後から物語がスタートするという、実写映画ではできない、アニメーションならではの表現も魅力といっていいだろう。

■実写の要素をアニメに取り入れると「たくさんのことが失われる」

しかし現在は、アニメーションの動きも「モーション・キャプチャー」で現実の役者の動きを取り入れて製作することも出来る。そのような質問に対してバード監督は「演技がとても良い時、アニメーター達にそれらを見直させて、実際に役者の動きを取り入れる時もある。しかし演技をモーション・キャプチャーから直接取って、アニメーションに入れると、たくさんのことが失われる」と語る。

アニメーターは実際にそのシーンの演技を自ら行い、その映像を実際に見てアニメーションに命を吹き込む作業をしている。事実モーション・キャプチャーの表現と、アニメーターの表現では、言葉では表せなくても、確かに動きに違いを感じることが出来る。
アニメーションには、アニメーションならではのアクションが存在するのだ。

「アニメーションというのは素晴らしい芸術なんだ」

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