くらし情報『ユニークな“発明”が冒険の始まり…『ブレス しあわせの呼吸』本編映像』

2018年9月8日 13:30

ユニークな“発明”が冒険の始まり…『ブレス しあわせの呼吸』本編映像

そして、友人で機械工学教授のテディ・ホール(ヒュー・ボネヴィル)を呼び、元手のかからない資材を集めて作ってもらったのは、なんと人工呼吸器付きの車椅子“カヴェンディッシュ・チェア”だった。

愛犬を膝に意気揚々と外に現れたロビンは、その乗り心地に「文句なしだ」と言い、仲間たちに囲まれながら久しぶりの外の世界を満喫。

ロビンのアイディアを形にしたテディも、「なぜ誰も作らなかったのか。君は医者じゃないから思いついたんだ」と驚きを隠せない。

ロビンはこの後、車椅子を乗せられる自動車の改造に取り組み、さらに行動範囲を広げ、ついには家族で車ごと飛行機に乗り込んでスペインに旅へ。

発症以来、ベッドの上だけで過ごしてきたロビンにとって、このアイディア実現はとても大きな一歩。作品が持つ朗らかなテンションが伝わる、素敵なシーンとなっている。

本作で念願の長編映画監督デビューを果たしたアンディ・サーキス監督は、「ロビンとダイアナが先駆者であったということに僕は心を動かされた」と言い、「生存の確率がほぼゼロに近かった時代に病院から出る決意をし、人生を作り出し、自分が生き残れるようにテクノロジーを発明し、いつの時にもいつ死んでもおかしくない状況の中で生き続けることを選択したって言うこと自体がすごいことだよ!」

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