H・ジャックマン&C・ベイルら人気スターが政治サスペンスドラマで熱演『フロントランナー』ほか
アカデミー賞に輝いた『スポットライト 世紀のスクープ』や巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督×メリル・ストリープ×トム・ハンクスの『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』、ジェシカ・チャステイン主演により映画ファンの話題をさらった『女神の見えざる手』など、政治とスキャンダルが絡み合った“実話”の映画化には近年、熱い視線が注がれている。
情報が操作されフェイクニュースが蔓延、もはや何を信じていいか分からない――。そんな現代に警鐘を鳴らすべく、“いまだからこそ”観てもらうべきと信念ほとばしる作品が2019年も続々公開を控えている。膨大で緻密なリサーチを重ねることで作り上げられたリアリティ、人気実力派俳優たちの渾身の演技は胸に迫ること間違いなし。話題の3本をピックアップした!
■『フロントランナー』裏切ったのはマスコミか、国民か、それとも彼自身か――
2月1日(金)より全国にて公開
1988年、米国大統領選挙。コロラド州選出のゲイリー・ハート(ヒュー・ジャックマン)は46歳の若さで最有力候補=“フロントランナー”に躍り出る。知性とカリスマ性を兼ね備えた彼は、ジョン・F・ケネディの再来として大衆に愛され、当選は確実視されていた。