初の母親役で絶賛の声を集めるキャメロン「家族は、何事にも変えがたい大切なものよ」
(Photo:cinemacafe.net)
本作は白血病の姉を救うために“創られて”生まれてきた少女とその家族に訪れる、突然の出来事を描いたヒューマン・ストーリー。キャメロンは難病に侵された娘を抱える母親を演じるにあたり、病気の子供やその両親の話を聞きにいき、撮影ではほとんどのシーンをノーメイクで演じている。このプレミアの2日前にはハリウッドスターの証である「ウォーク・オブ・フェーム」に殿堂入りしたキャメロンだが、新境地となった本作での演技に対して海外評では既に多くの称賛の声が寄せられている。
この日は涼しげなオフホワイトのワンショルダードレスに身を包んだキャメロンは、娘役のアビゲイル・ブレスリンとソフィア・ヴァジリーヴァ、カサヴェテス監督と仲良くレッドカーペットに登場。作品について「とにかく脚本が素晴らしかった。ずっとカサヴェテス監督ともお仕事をしたいと思っていたの。
彼はとても正直で、真っ直ぐな映画を撮る。すごく信頼しているわ。映画のテーマとなっている『家族』とは、私にとって何事にも代えがたい、大切なもの。誰しもが共感できる映画になっているので、楽しみにしていてほしい」とコメントした。
一同と共に出席した原作者のジョディ・ピコーも「映画は素晴らしい出来よ。みんなの演技に脱帽。キャメロンのこういった熱演を見るのは初めてじゃないかしら。ティッシュを必ず持って観に行くことね!」と絶賛の言葉を贈った。
早くも世界25か国での公開が決まっている『私の中のあなた』。特に本国アメリカでは2,000館を越える規模での公開となり、大ヒットが期待されている。日本では10月に公開予定。
© Photo Courtesy of New Line Cinema
■関連作品:
私の中のあなた 2009年10月、全国にて公開
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