エリザベス・デビッキ、サーフィン少年と昼下がりの情事…『ブレス あの波の向こうへ』
などの話題作に相次いで出演。先日発表されたクリストファー・ノーラン監督の最新作『Tenet』(原題)ではロバート・パティンソンらと共に出演する。
70年代のオーストラリアの田舎を舞台にした本作でデビッキは、当時の女性ミュージシャンをイメージし、腰まで伸びるウェーブがかった輝かしい金髪姿を披露。Tシャツにジーンズというラフな格好ながらも、長い手足に透き通るほどの白い肌が目を引く、うつろげな表情が魅惑的な人妻イーヴァを演じた。
この度解禁となった本編映像は、イーヴァが雨に濡れた少年パイクレットを家に引き入れ、服を脱がすシーンから始まる。彼女は、半裸の少年の胸に手を置くやいなや、おもむろにその場を離れ、レコードをかけ、寝室へ向かう。部屋中に鳴り響くのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』でも使用されたフリートウッド・マックの「ザ・チェイン」。そのリズミカルなドラム音と、少年の胸の高鳴りが重なり、サーフィンとはまた別の、新たなる刺激的な道へ踏み入れていく緊張感がいっそう際立っている。
デビッキは、夫サンドー(サイモン・ベイカー)がいる身でありながら、まだ幼さの残る少年との関係を持つイーヴァについて、「女性解放運動が盛んになった当時の時代背景を、彼女も強く体現している。