罪の意識ゼロの美少年、“悪魔の顔”が覗く『永遠に僕のもの』本編映像
ティーンエイジャーになって、ストリートにたむろしていた頃に、暴力の現実を目の当たりにしたんだ。そのあまりの過激さは、狂っているという言葉では言い尽くせなかったね」。
そんな体験をしたオルテガ監督は、「暴力の本質を見てしまったからこそ、強盗から殺人鬼になった少年の物語を撮ろうと決めた時、悪を描くのではなく、美しいもの、観客への贈り物になるような作品にしようと考えた」と打ち明ける。
銃を手にしても、盗みを働くことに対しても罪悪感すらまったく感じさせないカルリートス。その“悪魔的一面”が切り取られているにも関わらず、どこか憎めない、カルリートスの美しさが凝縮された本映像からも、監督の言葉に納得できる世界観に仕上がっていることが伺える。
『永遠に僕のもの』は渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。
(text:cinemacafe.net)
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永遠に僕のもの 2019年8月16日より渋谷シネクイント、 ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
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