ポール・マッカートニーとの秘話、監督の製作日記から明らかに『エセルとアーネスト』
も新録で使われている。アマチュアのミュージシャンだったジェームズの曲を起用することになったのは、ポール自らのアイディアだった。ブリッグズの父アーネストも、ポールの父ジェームズも、戦時下に補助消防士として働いていたと昔話で盛り上がっていたとき、メインウッド監督が「お父上はチェット・アトキンスともレコーディングしてますよね」と言ったところ、「きみ、その曲が好きかい?」とポールが応じた会話がきっかけで、同曲が劇中で使われることになった。
レイモンド・ブリッグズが両親を描いた物語の中で、ポールもまた父と楽曲共演していることになる本作。エンディングは、ポールの曲が流れた後、続けてもう一度父ジェームズの曲が流れるという粋な構成となっている。
『エセルとアーネストふたりの物語』は9月28日(土)より岩波ホールほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
エセルとアーネストふたりの物語 2019年9月28日より岩波ホールほか全国にて順次公開
© Ethel & Ernest Productions Limited, Melusine Productions S.A., The British Film Institute and Ffilm Cymru Wales CBC 2016
赤楚衛二、スタッフから届いた“告発文”は「事実です」「最近…」