2019年11月1日 16:00
ドウェイン・ジョンソンが明かす、実在のプロレス一家が映画になったきっかけとは?
夢にまで見た大舞台で、一夜にしてスーパースターの座を掴み取った女性ファイター・ペイジ(サラヤ・ジェイド・ベヴィス)の実話を描く『ファイティング・ファミリー』。本作はドウェイン・ジョンソンが“本人役”で出演するほか、企画・プロデュースも兼ねていることでも注目を集めている。そんな本作誕生のきっかけは、ドウェインがイギリスで出会った1本のドキュメンタリー番組にあった。
全ての始まりは、2012年にチャンネル4で放映された「The Wrestlers:Fighting With My Family」(原題)をドウェインが目にしたこと。ドウェインは「私自身、プロレス一家に育った。プロレスは勝ち負けよりもどれだけ観客を沸かせられるか、つまりどれだけエンターテイメントに近づけるかで価値が決まる世界だ」と断言、「子供の頃からこの世界にどっぷり浸かってきたから、プロレスを題材にしたストーリーに関しては目が肥えている。ナイト一家のドキュメンタリーを目にした瞬間、これはいける、と思ったんだ」と語る。
また、ドウェインはこのドキュメンタリーを見た後、すぐに行動を起こし、本作で監督を手掛けたスティーヴン・マーチャントに映像を送った。