くらし情報『ベルリン映画祭で受賞!思春期の揺れ動く思い描く『はちどり』4月下旬公開へ』

2020年1月27日 13:00

ベルリン映画祭で受賞!思春期の揺れ動く思い描く『はちどり』4月下旬公開へ

の主人公の少女時代とも重なる。男性が優遇されることが当たり前だった時代、女性であるという理由で我慢しなくてはいけなかったこと、それがおかしいということに気がつかなかったこと。この2つの作品に共通するのは、そんな時代に生きた女性の物語であり、声をあげようとする姿。そして、その姿は韓国の同年代の女性の共感を呼んだ。

世界で最も小さい鳥のひとつでありながら、その羽を1秒に80回も羽ばたかせ、蜜を求めて長く飛び続けるという「はちどり」。それは希望、愛、生命力の象徴とされ、その姿が主人公のウニと似ていると思った、と監督は語っている。様々な感情を抱えながら、成長し、この世界に羽ばたいていこうとするウニの姿に注目してほしい。

ストーリー

14歳の少女ウニ(パク・ジフ)は、何百もの世帯が暮らす無機質な姿をした集合団地で両親、姉、兄と共に生活している。
思春期を迎え、大人の世界への興味も持ち始めていたウニは、学校にあまりなじめず、別の学校に通う親友と悪さをしたり、男子生徒や後輩の女の子とデートをしたりして過ごしていた。

ウニの両親は、朝から晩まで小さな店を切り盛りし、厳格な父は子どもたちに学歴や世間体を求めるばかりで、彼らの心の動きと向き合う余裕がない。

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