くらし情報『“交渉人”デンゼル・ワシントンが明かす、これまでの人生で最もタフな交渉相手は…?』

2009年9月4日 11:26

“交渉人”デンゼル・ワシントンが明かす、これまでの人生で最もタフな交渉相手は…?

最初の話では、オリジナルの設定どおり彼は刑事ということでしたが、『インサイド・マン』で刑事をやったばかりで、もうやりたくないと思っていたんです。体重を25ポンドくらい増やして、メガネを掛けて、コーヒーを自分に引っ掛けてしまうような男にしたいって思いました」。

さらにデンゼルは「自分はまさに彼のような人間」とまで言い、共感を示す。
「特に彼の父親としての部分ですね。私自身は普通ではない仕事をしている普通の人間。ウォルターもまた普通の男なんだけど、その日に限って普通じゃない仕事をするハメになって、それでも勇気をふり絞ってその任に就くわけです」。

「過ちを償おう」という気持ちが平凡な主人公に変化をもたらす

運悪く、たまたま掛かってきた電話を取ってしまったがために、事件の交渉役を務めることになるウォルター。この“ド素人”が映画の終盤にかけて、タフな“交渉人”へと変貌し、自ら決断を下すまでになる。
この背景には、どのような心境の変化やきっかけがあったのか?デンゼル自身はこう説明する。
「あの日の朝、目を覚ましたとき、その後に起こることなんて想像もしていなかったろうね。だが、実際にこうした事態に巻き込まれ、数々の出来事が起こる中で、彼にとっては最も恥ずかしく、隠しておきたかったことをみんなの前でさらけ出さなくてはいけなくなります。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.