2020年4月28日 16:00
キャリー・フィッシャーの娘が語る『スター・ウォーズ』舞台裏「きっと母も喜んでいる」
その言葉に、レイ役のデイジー・リドリーが目元を拭う姿も。
フィッシャーの娘ビリー・ラードもまた、本作に参加しており、「撮影は、素晴らしくて苦しくて非現実的で…思いつく限りの感情を味わったと思う」と母がいない現場の寂しさを告白。そんな中でも、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を監督したJ.J.エイブラムスだからこそできたレイアの再登場には、「すごく幸せよ。きっと母も喜んでいる」と母の気持ちを代弁した。この撮影が行われた日には、現場にいた皆が涙を流し、笑い合いながらフィッシャーとの思い出を語り合ったといい、彼女がどれだけ多くの人々から愛されていたのかが伝わってくる。
もう1つの映像では、そんなラードが若きレイア役として撮影に挑む姿が収められている。本作で、レイアは過去にルークから“ジェダイの修行”を受けていたことが明らかになるが、この回想シーンについて、当初は過去作のルークとレイアの映像を組み合わせる予定だったという。しかし、撮影過程でフィッシャーの娘ラードが若きレイアを演じることに。
そこには間違いなく、レイア、そしてキャリー・フィッシャーの魂が宿っていた…。
豪華キャスト陣が全身全霊を掛けて役を全うし、最高峰の制作スタッフが力を尽くしたことでフィナーレを迎えた「スター・ウォーズ」