2020年6月19日 07:45
グザヴィエ・ドラン主演&監督、偶然のキスで全てが変わる『マティアス&マキシム』公開
溢れ出る愛おしさ、触れたい衝動、相手を追いかける眼差しなど、スクリーンに映し出される全てが“恋”そのものを物語り、「誰かを好きになること」の切なさと喜びが凝縮された新たな愛の傑作となっている。
特報映像では、親友と交わした偶然のキスで、自分の中に芽生えた予期せぬ感情に戸惑う主人公たちの姿が収められている。また、中盤には大きく手を広げ、空を仰ぐドラン監督自ら演じるマキシムの姿もあり、それはまるで大ヒット作『Mommy/マミー』の1シーンを彷彿とさせる。
美しい恋人もいる30歳を迎えたマティアスとマキシムが、友情と恋の間で悩み葛藤する様子が垣間見える30秒。ドランが魅せる、新たな愛の章の始まりが感じられる特報だ。
グザヴィエ・ドラン「これは普遍的なラブストーリー」
これまで描いたことのなかったラブストーリーを描きたかった。30歳のマティアスとマキシムは、5歳の頃からの親友であり兄弟のような関係。でも、ある時それまでの彼らの関係や強い絆が変わろうとしている、それこそがこの映画のテーマなんだ。それまで互いに恋心は抱いていなかったものの、偶然のキスをきっかけに相手を愛しているかもしれないという感情に襲われ、戸惑う。