くらし情報『現代の奴隷問題を鋭く描いた『ボヤンシー 眼差しの向こうに』8月公開決定、予告編も』

2020年7月28日 18:00

現代の奴隷問題を鋭く描いた『ボヤンシー 眼差しの向こうに』8月公開決定、予告編も

Photo by cinemacafe.net

第69回ベルリン映画祭のパノラマ部門、さらに第92回アカデミー賞の国際長編映画賞に豪代表作品として選出された『BUOYANCY』(原題)が、『ボヤンシー 眼差しの向こうに』の邦題で、8月7日(金)に公開されることが決定。ポスタービジュアル、予告編、場面写真が一挙に解禁された。

■あらすじ

自分の境遇に納得がいかず、カンボジアの片田舎からタイへ密かに出てきた14歳の少年、チャクラ(サーム・ヘン)は、友人に紹介されたブローカーによって身売りされ、漁船の奴隷になってしまう。

そこで待っていたのは、1日22時間の労働と、絶対的な権力を持ち、歯向かう者や衰弱した者を見せしめのごとく拷問し、殺し、海に捨てていく船長。陸から遠く離れた船上から逃げ出すこともできず、非人間的な環境と拷問の恐怖に怯え、次第に人間性を失っていくチャクラが生きるために選んだ手段とは…。


■長編デビュー作がベルリン映画祭で話題に

昨年行われた第69回ベルリン映画祭で、優れた作品を広く上映するパノラマ部門に選出された本作。人間の内面を深く描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞を受賞したほか、観客賞で3位に入賞するなど話題を集めた。

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