2020年8月26日 16:50
是枝裕和監督が韓国映画を初演出、ソン・ガンホ&カン・ドンウォン再共演へ
『誰も知らない』『海街diary』『万引き家族』の是枝裕和監督が、初めて韓国映画演出する『ブローカー(仮)』の製作が決定。現在、シナリオを準備している段階で、2021年にクランクインする予定だという。
本作は、フランス語と英語で演出した『真実』で作品の世界を広げている是枝監督が、韓国の製作陣・俳優と共に長年温めていた企画。子どもを育てられない人が、匿名で赤ちゃんを置いていくことができるように用意された“ベビーボックス”を巡って出会った人たちを描く内容となっている。
キャストには、『義兄弟 SECRET REUNION』で共演したソン・ガンホとカン・ドンウォン、『空気人形』で是枝監督の作品に参加したぺ・ドゥナの出演が決定している。
監督・脚本の是枝監督は「始まりは、やはり、役者さんでした。ソン・ガンホさんとは最初は釜山映画祭で、カン・ドンウォンさんは仕事で東京に来た時にお会いして以来、お二人と、東京や、ソウルや、釜山や、カンヌで交流を続けてきました。最初はご挨拶程度でしたが、お話を重ねていくうちに、一緒に映画を、という流れに自然と変化していきました。
ペ・ドゥナさんとは2009年にご一緒してから、『また必ず一緒に、次は人間の役で』と固く誓っていたので、10年越しの夢が叶ったことになります。