『チョコレートドーナツ』東山紀之×宮本亞門のタッグで世界初の舞台化へ
東山さんと谷原さんも初共演となる。
また、ダウン症のある少年マルコ役として、実際にダウン症のある高橋永と丹下開登がダブルキャストで出演決定、高畑淳子、モロ師岡、堀部圭亮、八十田勇一らが共演する。
70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンと、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜつつ、愛と希望、未来を求めて、苦闘する人間の姿を謳い上げ、この舞台世界初演に臨む。
「この難役に東山さんが挑戦することに、心から敬意を表します」と宮本さん。「今回のルディは、傷つき、ボロボロになっても真っ向から社会と戦う、愛情深い人間です。原作の映画でもアラン・カミング氏が壮絶な演技で観客の心を鷲掴みにしました。東山さんは、蜷川幸雄氏が演出した『さらばわが愛覇王別姫』や『サド侯爵夫人』で女形や女性を演じられていますし、今回の生々しいドラァグクィーン・ルディをどう演じるか、演出家としてとても楽しみ」と敬意を込めて語る。
さらに「谷原さん演じるポールも作品を通して戸惑い変化していく難しい役です。
東山さん、谷原さん、そしてダウン症のある少年マルコ役の高橋君、丹下君がみせる愛の姿、このコロナ禍で、本気で挑む舞台に是非ご期待ください」