くらし情報『『Daughters』親友同士がルームシェア…その部屋を大解剖』

2020年9月14日 16:00

『Daughters』親友同士がルームシェア…その部屋を大解剖

Photo by cinemacafe.net

東京・中目黒でルームシェア生活を送る2人の女性の変化を、三吉彩花と阿部純子のW主演で描く『Daughters』。主人公の2人が暮らすアパートの一室は雰囲気づくりから1つ1つの小物や壁紙まで、ファッション業界のイベントなどを手掛けてきた津田肇監督の思い入れがつまったものとなっている。

津田監督は、三吉さん演じる小春と阿部さん演じる彩乃が住むアパートの部屋の雰囲気が、映画全体のトーンとなっていくと考えていたため、選定と内装には十分な時間をかけたという。

半年以上の時間をかけて内装作業を行い、部屋の間取りを基に、監督は過去の様々な映画や写真集などからイメージとなる写真を大量にピックアップし、美術担当者と共有。リアリティを追求することよりも、「映画はどこかファンタジーであってほしい」という監督の意向のもと美術の方向性が定まっていった。

はじめにとりかかった壁紙はその部屋のカラーを決める重要な要素。小春の部屋はイエロー、彩乃の部屋はブルー、2人の共同スペースであるリビングは薄いグリーンの壁紙が使用されており、このカラーに合わせてそのほかのインテリアの選定をすすめられた。

小春と彩乃が2人でその部屋を作っていった感じが少しでも出るように、と壁紙貼りは美術担当者が自ら作業。

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