東山紀之「人の心に灯をともす」 舞台「チョコレートドーナツ」初日迎えコメント
70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンと、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜつつ、愛と希望、未来を求めて、苦闘する人間の姿を彼らが感動的に謳い上げる。
開演前に先立ち挨拶に立った演出の宮本さんは、初日が延期になってからの今日まで、キャスト・スタッフが混沌としていたが、「この状況の中でも劇場に足を運んでくださるお客様がいるということを、唯一の希望にして頑張ってきた」とコメント。
そして14時開演の初日公演を終えると、「こんなに観客の皆様と舞台が一つになった初日は、はじめてです。カーテンコールの熱い拍手はボクの人生でも聞いたことがなく『世界の誰もが幸せになるべきだ』というメッセージが皆様に伝わったのだと思います。正に、このコロナ禍で『分断』を越えた感動が劇場に充ち溢れる、最高に幸せな時間でした」と語る宮本さん。
「特に(初日公演で)マルコ役を演じた丹下開登君の芝居にはノックアウト、凄い役者がまた1人生まれました。東山紀之さんもルディ役が乗り移り見事としかいいようがない!2人は愛おしすぎる親子でした。明日の(高橋)永君もきっと素晴らしい演技を見せてくれると思います。