初演技で世界を魅了!『ミナリ』将来が楽しみすぎる姉弟子役に注目
慣れない土地での新生活への戸惑いや、抱えた心臓病に対する不安、毒舌で一風変わった祖母(ユン・ヨジョン)とぶつかり合いながらも次第に強い絆で結ばれていくという、複雑で説得力のある演技が求められた。
その高すぎるハードルを軽々と越え、チョン監督が求めていた“無邪気さ、わんぱくさ、元気さ、脆さ、慎重さ、激しさ”を見事に体現したのは、なんと本作が映画デビューとなる新人のアラン・キム。監督は「とてもチャーミングで自然で、何度も繰り返し見たくなるような演技をしてくれた」と大絶賛!オーディションで大抜擢されたアランは撮影をふり返って、「初めての映画出演で撮影はとっても楽しかった! みんなのこと、大好き! たくさんハグしてくれたよ!」とキュートにコメント。
ハリウッドスターのスティーヴン・ユァンや韓国の大女優ユン・ヨジョンとの共演を楽しんだようで、すでに大物の片鱗をのぞかせている。アランはすでにインディアナ映画批評家協会賞やワシントンDC映画批評家協会賞など、複数の映画賞にて助演男優賞、新人俳優賞を受賞という快挙を成し遂げている。
「A24」もアランの実力を高く評価しており、早くも次回作が決定。同スタジオが製作を手掛ける新作映画『Latchkey Kids』(原題)