渡辺謙“将軍”と宮沢氷魚“インカ王”が対決、舞台「ピサロ」稽古場レポート
そして宮沢さんが醸し出す肝の据わった安定感には驚きを隠せない。初演で見せた神々しく透明感あるその姿に、さらに太い芯が備わったように感じられた。
「ピサロ」あらすじ
西暦1531年。齢60を超えた粗野な成り上がりの将軍ピサロは、彼の人生の最後の遠征となるインカ征服への準備を始めた。集まった兵士は一攫千金を夢見る平民たち。そんな傭兵を含む167名を率いて、ピサロはペルー征服へと出発。
6週間をかけ、森をぬけ、2週間かけてアンデスを超える過酷な行軍の末に、数千人のインディオを虐殺し、自らを太陽の子と謳うインカの王アタウアルパを生け捕りにする。ピサロは、アタウアルパを釈放する代償として莫大な黄金を要求。
そして、莫大な黄金を手にしたピサロとスペイン人たちは――。
PARCO PRODUCE 2021「ピサロ」は5月15日(土)~6月6日(日)PARCO劇場にて上演。
(cinemacafe.net)
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