「宮沢氷魚」について知りたいことや今話題の「宮沢氷魚」についての記事をチェック! (1/10)
俳優の森田剛(46)、宮沢りえ(51)夫妻がヨウジヤマモトが展開する「WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO」と、クリエイティブスタジオ「MOSS STUDIO」がコラボレーションしたコレクションのモデルを担当。3日、キービジュアルが公開された。MOSS STUDIOは、2021年11月に異なるバックグラウンドを持つ4人によって設立されたクリエイティブスタジオ。映像、グラフィックデザイン、アパレル、ジュエリーなど、多岐にわたる作品を独自のスタンスで制作している。今回のコラボでは、森田主演、OSRIN監督による映像作品『叉鬼-MATAGI-』の世界観をファッションに落とし込んだジャンパー2種とロングスリーブTシャツ1種の計3アイテムが展開される。森田と宮沢がモデルを務めたキービジュアルは、フォトグラファーのTAKAYが撮影を担当。森田の肩に宮沢がアゴを乗せショットや、まぶたに落書きをし合ったおちゃめなショットなど、モノトーンの世界観の中で、2人の存在感が際立つビジュアルに仕上がっている。オンライン先行発売は5日から、リアルストアでの展開は10日よりスタートする。
2025年04月03日天野千尋監督の最新作『佐藤さんと佐藤さん』が、2025年秋に公開されることが決定。岸井ゆきのと宮沢氷魚がW主演を務める。監督を務めるのは、2020年公開の映画『ミセス・ノイズィ』でその人間の機微を絶妙に描き、監督としての手腕が注目されている天野千尋。最新作となる本作では、“夫婦”をテーマに夫と妻はなぜすれ違うのかを描いていく。佐藤さん同士が付き合い、結婚、出産を経て見えた「夫婦」のカタチ。結婚しても離婚しても苗字は変わらない。でも夫婦は常に変化していくもの。その変化にどう順応していくのか…。家事育児、日々のこと、そして未来のこと。夫婦の行き違いを真正面から描く。オリジナルで本作を描いた天野監督は、「オリジナルの醍醐味は、果てしなく広がる自由な世界の創造主になれることですが、それはこの上なく孤独で苦しい道のりでもあります。だからこそ共に歩んでくれる脚本の熊谷さんの存在が大きな力になっています」と、2006年『はっこう』でPFF2006グランプリ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞など受賞した熊谷まどかとの共作をふり返る。さらに、今回佐藤サチ役に迎えた岸井ゆきのの印象を「岸井さんは、ひと言でいうなら『芯』の人です。芯がある人、という表現ではもの足りない、芯そのものという感じ。ひとつも嘘のない、誠実でまっすぐな芝居を見せてくれました」と語る。また、佐藤タモツ役に迎えた宮沢氷魚を「宮沢さんはとにかく慈しみ溢れる人で、佐藤保という人物に愛情を注ぎ、大事に大事に育ててくれたと感じています。その温度は今もなお画面からも溢れてきて、私の心を温めてくれます」と見た目も中身も凸凹なふたりを演じた俳優に賛辞をおくる。今回W主演の芯が強く明るい佐藤サチ役として参加した岸井ゆきのは、「どうして分かり合いたい人とこそすれ違い、分かち合いたいことも、ほんとは楽しいはずの会話も、余計なひと言や不要な思いやりによって手のひらからすり抜けていくのだろう」と、ふたりのもどかしい関係に想いを馳せ、「佐藤さんと佐藤さんの激しくて楽しくて切なくて嬉しい数年間の記録が、どこかであなたの人生と重なりますように」とコメント。真面目でインドアな佐藤タモツとして参加した宮沢氷魚は、岸井との共演を「とてもチャーミングな方で、撮影初日からお互い心を開いて、タモツとサチをしっかりと演じられたと思います」と初めての共演ながら、息がぴったりだったことを明かし、「初めて脚本を拝読した時からニ人の佐藤さんの関係がどこかシュールで、でもリアリティに満ち溢れていて引き込まれました。夫婦であっても、苗字が同じでも、やはり他人同士。そんな二人の歩む人生をぜひご覧頂ければと思います」と本作の魅力を伝えている。なお、本作は今年4月に開催される第49回香港国際映画祭Fantastic Beats部門への出品も決定している。<コメント>監督・脚本:天野千尋本作で描かれる15年間で、ふたりの佐藤さんはゆっくりと変化していきます。子供から大人になり、社会に出て、それぞれの立場で役割を担っていく。ひとりは弁護士に、ひとりは主夫に。立場が違うと、眺める世界もちょっとずつズレてくる。そのうち相手の目にいったい何が映っているのかわからなくなる。理解できないと怒ったり、憎んだり、切り捨てたりする。佐藤さんに限らず、これは社会の中で生きる私たち誰もが経験することです。「他者」をどう理解するか、どう折り合いをつけていくかを、私たちはずっと考え続けなければならないと思っています。岸井ゆきのどうして分かり合いたい人とこそすれ違い、分かち合いたいことも、ほんとは楽しいはずの会話も、余計なひと言や不要な思いやりによって手のひらからすり抜けていくのだろう。私には夫婦の"普通"が分からないけど、家族というのはあまりにも普遍的で、それぞれがあまりにも特別なのだと思う。佐藤さんと佐藤さんの激しくて楽しくて切なくて嬉しい数年間の記録が、どこかであなたの人生と重なりますように。そして、見逃しそうな幸せをどうか見逃しませんように!宮沢氷魚初めて脚本を拝読した時からニ人の佐藤さんの関係がどこかシュールで、でもリアリティに満ち溢れていて引き込まれました。岸井さんとは初めての共演でしたがとてもチャーミングな方で、撮影初日からお互い心を開いて、タモツとサチをしっかりと演じられたと思います。天野さんはとても柔軟な方で、スタッフや役者と意見を交換しながら撮影を進められたので、共に作り上げた感覚がとても強いです。夫婦であっても、苗字が同じでも、やはり他人同士。そんな二人の歩む人生をぜひご覧頂ければと思います。『佐藤さんと佐藤さん』は2025年秋、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:佐藤さんと佐藤さん 2025年秋、全国にて公開(C)2025「佐藤さんと佐藤さん」製作委員会
2025年03月17日岸井ゆきのと宮沢氷魚がダブル主演を務める映画『佐藤さんと佐藤さん』が、2025年秋に公開される。『佐藤さんと佐藤さん』は、第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門でも上映された、2020年公開の映画『ミセス・ノイズィ』で人間の機微を絶妙に描き、監督としての手腕が注目されている天野千尋の最新作。だらしない弁護士妻・佐藤サチを岸井、育児に追われっぱなしの浪人夫・タモツを宮沢が演じる。オリジナルで本作を描いた天野は、「オリジナルの醍醐味は、果てしなく広がる自由な世界の創造主になれることですが、それはこの上なく孤独で苦しい道のりでもあります。だからこそ共に歩んでくれる脚本の熊谷さんの存在が大きな力になっています」と、2006年に『はっこう』でPFF2006グランプリ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞などを受賞した熊谷まどかとの共作を振り返る。また、今回サチ役に迎えた岸井の印象について、「ひと言でいうなら“芯”の人です。芯がある人、という表現ではもの足りない、芯そのものという感じ。ひとつも嘘のない、誠実でまっすぐな芝居を見せてくれました」とコメント。タモツ役に迎えた宮沢については「とにかく慈しみあふれる人で、佐藤タモツという人物に愛情を注ぎ、大事に大事に育ててくれたと感じています。その温度は今もなお画面からも溢れてきて、私の心を温めてくれます」と見た目も中身も凸凹なふたりを演じた俳優に賛辞を贈った。岸井は「どうして分かり合いたい人とこそすれ違い、分かち合いたいことも、ほんとは楽しいはずの会話も、余計なひと言や不要な思いやりによって手のひらからすり抜けていくのだろう」と、ふたりのもどかしい関係に想いを馳せ、「佐藤さんと佐藤さんの激しくて楽しくて切なくて嬉しい数年間の記録が、どこかであなたの人生と重なりますように」と、ふたりの物語が一人ひとりに届くようにと願いを込めた。宮沢は岸井との共演を「とてもチャーミングな方で、撮影初日からお互い心を開いて、タモツとサチをしっかりと演じられたと思います」と初めての共演ながら、息がぴったりだったことを明かし、「初めて脚本を拝読した時からふたりの佐藤さんの関係がどこかシュールで、でもリアリティに満ち溢れていて引き込まれました。夫婦であっても、苗字が同じでも、やはり他人同士。そんなふたりの歩む人生をぜひご覧頂ければと思います」と本作の魅力を伝えた。さらに、今年4月に開催される第49回香港国際映画祭Fantastic Beats部門への出品も決定した。■監督・脚本:天野千尋 コメント全文本作で描かれる15年間で、ふたりの佐藤さんはゆっくりと変化していきます。子どもから大人になり、社会に出て、それぞれの立場で役割を担っていく。ひとりは弁護士に、ひとりは主夫に。立場が違うと、眺める世界もちょっとずつズレてくる。そのうち相手の目にいったい何が映っているのかわからなくなる。理解できないと怒ったり、憎んだり、切り捨てたりする。佐藤さんに限らず、これは社会の中で生きる私たち誰もが経験することです。「他者」をどう理解するか、どう折り合いをつけていくかを、私たちはずっと考え続けなければならないと思っています。■岸井ゆきの コメント全文どうして分かり合いたい人とこそすれ違い、分かち合いたいことも、ほんとは楽しいはずの会話も、余計なひと言や不要な思いやりによって手のひらからすり抜けていくのだろう。私には夫婦の“普通”が分からないけど、家族というのはあまりにも普遍的で、それぞれがあまりにも特別なのだと思う。佐藤さんと佐藤さんの激しくて楽しくて切なくて嬉しい数年間の記録が、どこかであなたの人生と重なりますように。そして、見逃しそうな幸せをどうか見逃しませんように!■宮沢氷魚 コメント全文初めて脚本を拝読した時からふたりの佐藤さんの関係がどこかシュールで、でもリアリティに満ち溢れていて引き込まれました。岸井さんとは初めての共演でしたがとてもチャーミングな方で、撮影初日からお互い心を開いて、タモツとサチをしっかりと演じられたと思います。天野さんはとても柔軟な方で、スタッフや役者と意見を交換しながら撮影を進められたので、共に作り上げた感覚がとても強いです。夫婦であっても、苗字が同じでも、やはり他人同士。そんなふたりの歩む人生をぜひご覧頂ければと思います。<作品情報>『佐藤さんと佐藤さん』2025年秋公開(C)2025「佐藤さんと佐藤さん」製作委員会
2025年03月17日東京・有楽町のコニカミノルタプラネタリアTOKYOでは、「プラネタリウム コンサート(Planetarium Concert) -宮沢賢治と星降る夜のクラシック-」を、2025年4月12日(土)から6月1日(日)までの期間で開催する。コニカミノルタプラネタリアTOKYOの「プラネタリウム コンサート」「プラネタリウム コンサート」は、プラネタリウムの上映とプロの演奏家たちによるクラシック音楽の生演奏を組み合わせた、新感覚のプラネタリウムイベントだ。今回のテーマは、クラシック愛好家としても知られる文豪・宮沢賢治。その作品の多くに星のモチーフが登場する宮沢賢治にまつわる、様々なクラシックの名曲を弦楽四重奏で披露する。文豪・宮沢賢治が愛したクラシックの名曲を生演奏で代表作である『銀河鉄道の夜』には「交響曲第9番《新世界より》第2楽章/ドヴォルザーク」、詩集『春と修羅』には「交響曲第5番《運命》第1楽章/ベートーヴェン」と、誰もが知る名曲が数多く登場する宮沢賢治の作品群。本公演では、宮沢自身が手掛けた「星めぐりの歌」を含む特別なセットリストとともに、彼が愛したクラシックと美しい星空の調和を楽しめる。ヴァイオリン2本、ヴィオラ、コントラバスによる弦楽四重奏生演奏を担当するのは、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスで構成される特別な弦楽四重奏・ココンカルテット(渡邉紘STRINGS)。一般的な弦楽四重奏とは異なるコントラバスを構成に加えることで、低音から高音の広い帯域が必要なピアノ曲や、音圧が必要なオーケストラ曲を、本公演ならではの弦楽アレンジで再現するという。開催概要「プラネタリウム コンサート -宮沢賢治と星降る夜のクラシック-」開催期間:2025年4月12日(土)〜6月1日(日)開催日:■4月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)、29日(火・祝)、30日(水)■5月2日(金)、3日(土)、4日(日)、5日(月・祝)、6日(火・休)、10日(土)、11日(日)、17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)、31日(土)■6月1日(日)時間:14:15開演(開場は15分前)※約50分の上演時間を予定。※4月30日(水)、5月2日(金)のみ19:00開演(開場は15分前)。価格:オンラインチケット 4,400円(システム利用料が別途必要)、当日チケット 4,900円会場:コニカミノルタプラネタリアTOKYO(DOME1)施設住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン 9階<演奏曲>・星めぐりの歌 / 宮沢賢治・交響曲第9番「新世界より」第2楽章 / ドヴォルザーク・フィガロの結婚 / モーツァルト・トロイメライ / シューマン・交響曲第5番「運命」第1楽章 / ベートーヴェン・ノクターン第2番(Nocturne Op.9-2) / ショパン・交響詩「我が祖国」より「モルダウ」 / ベドルジハ・スメタナ他、全10曲を演奏予定<チケット>■オンラインチケット販売期間:2025年3月8日(土)10:00~各上映日の9:00まで取扱:チケットボード※2025年3月8日(土)10:00より全公演のオンラインチケットを一斉販売。※予定枚数に達し次第受付を終了。■当日チケット販売(窓口販売)期間:各公演当日10:30~公演開始時刻(14:15)まで販売場所:コニカミノルタプラネタリアTOKYO券売窓口(有楽町マリオン9階)※予定枚数に達し次第受付を終了。※オンライン販売で予定枚数に達した場合当日チケットの販売は行わない。
2025年03月11日俳優の横浜流星が7日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「氷魚君に豆ぶつけられたかった」宮沢氷魚&渡辺謙&横浜流星らが"節分豆まき"にファン大反響!!!歌舞伎座で舞台『きらら浮世伝』を鑑賞したことを報告。「素晴らしかった。刺激を受けました。『べらぼう』も楽しんで愛して頂ける作品にするべく精進します」とコメントし、同じく蔦重を演じる中村隼人とのスリーショットを公開した。 この投稿をInstagramで見る 横浜流星(@ryuseiyokohama_official)がシェアした投稿 ファンからは「カモ平のハッシュタグ笑った」「舞台とドラマ、どちらの蔦重も魅力的!」「流星くんが刺激を受けて進化する『べらぼう』楽しみ!」といったコメントが殺到し、横浜のさらなる活躍に期待が寄せられている。
2025年02月07日横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の公式SNSが、キャストのオフショットを公開した。本作は、日本のポップカルチャーの礎を築いた“江戸のメディア王”蔦屋重三郎を横浜が演じ、彼の波乱万丈の生涯を描く、笑いと涙と謎に満ちた痛快エンターテインメント。第4回には、お笑い芸人の鉄拳が絵師・礒田湖龍斎として出演。公式SNSでは、お馴染みの鉄拳姿で田沼意次役の渡辺謙、田沼意知役の宮沢氷魚、三浦庄司役の原田泰造との4ショットを、役の姿で横浜、西村屋与八役の西村まさ彦との3ショットを公開。視聴者からは「とっても似合ってる」、「大河で演技が見れるなんて…自然な演技で良かった」、「全く気がつかなかった」、「江戸時代にめっちゃ馴染んでて素敵でした」、「また江戸時代に出かけてください。楽しみにしています」、「鉄拳さんスタイルも磯田さんスタイルも、どちらも素敵ですね」と放送の感想などのコメントが寄せられている。第5回あらすじ(2月2日放送)蔦重(横浜流星)は、鱗形屋(片岡愛之助)のもとで働き、のれん分けで本屋になる道を選択しようとしていた。一方、唐丸(渡邉斗翔)は、ある男に脅されていた…。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は毎週日曜日20時~NHK 総合、18時~NHK BS、12時15分~NHK BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2025年01月27日世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービス「Amazonオーディブル」(以下、Audible)は、11月15日(金)本日、村上春樹の小説「国境の南、太陽の西」を、俳優・宮沢氷魚の朗読で配信開始した。1992年に刊行された本作は、村上氏7作目の長編小説。バブル絶頂期の東京、妻と2人の娘に囲まれ、幸せな日常を送る主人公が、かつて愛した女性との再会をきっかけに、世界が大きく変容し始める、日常に潜む不安や孤独を描いた物語。朗読を担当した宮沢は、連続テレビ小説「ちむどんどん」や『エゴイスト』などに出演した俳優。朗読に際して「誰が話しているのかが分かるよう変化をつけつつ、ある程度淡々と語ることで、聴き手の皆さんが自由にキャラクターを想像できるよう、押し付けにならないよう意識しました」とコメントしている。「国境の南、太陽の西」ストーリーいまの僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けていかなくてはならないだろう――たぶん。「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった女性が現われて――。Audible「国境の南、太陽の西」は配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年11月17日宮沢氷魚が主演し、エグゼクティブプロデューサーとしても参加するショートフィルム『Frozen Fish』が完成した。記念日にも関わらず、仕事で上の空なヘンリーに痺れを切らす恋人のリサ。ヘンリーから明かされたある事実が、家族になろうとしている2人の関係に暗雲をもたらす――。アメリカ生まれ、教育も英語で受けてきたことから、ネイティブな英語が話せる宮沢。今後、海外作品への出演も視野に入れており、長年抱いていた持ち前の英語力を使った芝居をしたいという思いから、今回のショートフィルムプロジェクトが実現。全編英語での芝居は本作が初となっている。製作にあたって、KAIJU FILMSとタッグを組み、宮沢本人も企画段階からプロジェクトに参加し、熱い思いをぶつけたそう。難易度が高いとされているイギリスの知識人や政治家が使う英語のアクセント(オックスフォード・イングリッシュ)での芝居にも、一部挑戦している。本作について「企画プロデュースから関わらせて頂き、自分の長所や、現時点の自分の実力を詰め込みました」と語った宮沢は、「自分にとって新しい挑戦がたくさんありましたが、たくさんの方のサポートによって、魅力的な作品が完成したと感じています」と自信を見せている。ショートフィルムの完成を記念して、ティザー映像が「IMDb」で特別公開。その後、ショートバージョンも全世界公開される予定だ。『Frozen Fish』は宮沢氷魚OFFICIALメンバーシップ内スペシャルコンテンツにて全編公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年11月13日資生堂の美容液『新ル・セラム』の発売を記念したイベント「究極の一滴がいざなう物語」が2日、東京・神宮前で行われ、宮沢りえ、ディーン・フジオカ、山本美月、シシドカフカ、足立梨花、桜井日奈子、菊川怜らが登場した。資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、肌本来の美を呼び覚まし、新しい輝きに満ちた肌に導く美容液「ル・セラムII」を新発売。それを記念し、生まれ変わった美容液「新ル・セラム」が導く世界観を体感できるポップアップイベントが9月3日より東京・神宮前で開催される。前日となったこの日は、メディア向けの先行内覧会とセレブリティレセプションが行われた。トップバッターはジャパンアンバサダーを務める宮沢りえが登場。この日のファッションについて「ナチュラルな素肌感を表現しつつ、輝きが表現できたら良いなと思ってこの衣装を選びました」と解説し、すでに使用したという新発売の美容液『新ル・セラム』について、「いつもお風呂上がりや洗顔後に一番最初に使うんですが、塗ったかのかな?と思うぐらい浸透が良くて、化粧水やパックの浸透が良いんです。これを塗らないと夕方疲れた顔になっているのかなと思うので、朝の一滴が夕方の底力になるのをすごく実感しています」と気に入った様子。同商品にちなみ「仕事で輝ける源は?」という問いには「作品を見てくださる方が人生のエッセンスになるように頑張るのが1番の源です。見てくださった方の心を揺さぶるようなお芝居がしたいっていう気持ちが一番の原動力になっています」と語った。また、輝き続けるために挑戦したいことは「私はプライベートでも意外とやったことがないことをやることが好きで、スポーツでは一昨年からスノーボードを始めました」と明かしつつ、「私は絵を描くことが好きなんですけど、絵の展覧会をいつか素敵な会場で出来たらというのが一番の夢だったりします。作品は描くとすぐあげちゃうので自分のところには残ってないんですけど、芝居と芝居の間に良く描いたりしています」と自身の展覧会を開催することが夢だという。「ポイントはやはりミニスカートです」と丈の短いセクシーなミニスカート姿で美脚をアピールした山本美月。髪の毛もショートにして「作品に入るのでばっさり切りました。でも数年前に短い時期があったので懐かしいな、という感じです」と髪を短くした当時の記憶が蘇ったとか。山本は昨年5月に第一子を出産し、現在は育児と仕事に奮闘中。「子どもが少し大きくなってきました。私は元々旅が好きで、色んなところへ子どもと一緒に旅をしたいなと思っています。一人で旅をするのは楽しかったんですが、子どもと一緒に旅をしたらもっと楽しいかな?って思うのですごく楽しみです」と子どもとの旅行を心待ちにしている様子だった。手話パフォーマンスユニット・HANDSIGNのTATSUと昨年結婚し、現在は新婚生活をおくっている足立梨花。「最近一番輝いたと思った瞬間は?」という質問に「私は去年結婚させていただきましたが、結婚式は今年4月に行いました。人生の中で一番輝いたんじゃないかなと思います。そこに来てくださった皆さんが私のことをたくさん見てくださって、一番のヒロインになれる瞬間だったので、式のためにお肌や身体を手入れしたので、その日が一番輝いたと思います」と幸せオーラ。休日は自宅でゲームや漫画を読むなどインドアな生活を送っているといい、「30代を超えてからこれじゃいかんと思い、最近ラジオ体操を1日1回はやろうと思って始めました。1日1回やるだけでジムに行かなくてもいいんじゃないかと。ちょっとずつ身体を動かすことに慣れていこうというマインドにも慣れました。これは私にとってすごくポジティブな変化だと思います」と前向き。「今年からというか今月からなんですけど。昨日からです(笑)。三日坊主にならないように続けていけたらと思います」と笑いを誘っていた。この日行われたセレブリティレセプションには、宮沢りえをはじめ、ディーン・フジオカ、山本美月、貴島明日香、増子敦貴、シシド・カフカ、宇垣美里、ヨンア、桜井日奈子、菊川怜、鈴木えみ、足立梨花、伊藤千晃、中川大輔、真飛聖、とよた真帆、久慈暁子、前田公輝、矢野未希子、桜田通が出席した。
2024年09月03日宮沢りえが主演を務める『そのいのち』のメインビジュアルが公開された。本作は、佐藤二朗がミュージシャン・中村佳穂の楽曲「そのいのち」にインスパイアされ、12年ぶりに書き下ろした新作戯曲。介護ヘルパーとして働く山田里見(宮沢)と、彼女の雇い主で障がいを持った相馬花とその夫・和清(佐藤)は穏やかな日々を過ごしていたが、あることをきっかけにその穏やかな関係が徐々に狂い始めていく。「持つ者」と「持たざる者」の間にある埋めようのない「溝」。それを前にした時に、3人が選んだ衝撃の結末とは――。また新キャストとして、相馬花役を第30回日本映画批評家大賞 新人女優賞、第75回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞し、2020年公開の映画『37セカンズ』で主演を務めた佳山明、NHKドラマ『真ん中のふたり』の主演を務め、5月にNHKで放送された土曜ドラマ『パーセント』に出演し注目を集める上甲にかがWキャストで演じることが決定。そのほか、鈴木福の弟で、ドラマやバラエティなどで活躍している鈴木楽をはじめ、今藤洋子、本間剛が出演する。併せて佐藤、佳山、上甲によるコメントが到着した。『そのいのち』は、2024年11月9日(土) から17日(日) に東京・世田谷パブリックシアター、11月22日(金) から24日(日) に兵庫・兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール、11月28日(木) に宮城・東京エレクトロンホール宮城で上演される。■佐藤二朗(相馬和清役・脚本)コメント最初はハンディキャップを持たぬ女優さんにお願いするつもりだった。なのに、佳山さん、上甲さんにオファーした理由はいくつもある。差別なく共生できる世界を?社会的意義?負を力に変えて欲しい?彼女たちの「演技をしたい」という熱に心が動いた?全部、その通り。しかし、どの理由よりも強い理由がある。「作品のために」。荒波、承知。しかし座組全員一丸となり、この荒波を乗り越えたい。車椅子のふたりとともに。「作品のために」。きっと僕らの存在価値は、そこにのみ宿る。■佳山明(相馬花役)コメントこの作品に参加させていただけること、すてきな方々とご一緒させていただけること、大変光栄に思います。“いのち”というメッセージに魅了されました。みなさまの助けをお借りして、ほんのわずかでも灯りとなりますよう、<相馬花>を一生懸命生きたいと思います。■上甲にか(相馬花役)コメント今、とてもドキドキしています。二朗さんから頂いた脚本で、私は相馬花と出会いました。この物語から戸惑いを覚えたことは事実です。しかし、確かに生きている花を前に迷いはありません。全身全霊で花とともにいのちを燃やしていこうと思います。そしてこの舞台は私自身にとって、人生最大の挑戦です。宮沢りえさんをはじめとする共演者の方々と、「そのいのち」に誠心誠意向き合ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。【あらすじ】マンションのキッチンで煙草を吹かす至って平凡な女性、山田里見(56)。彼女は介護ヘルパーである。新たな雇い主である相馬花(24)は障がいを持っている。花は動物ライターの夫・和清(45)とペットのウサギ「スケキヨ」と一緒に暮らしていた。要介助の妻と歳の差夫の関係はどこか奇妙ながらも幸せそうに見えた。ある日、花の母・瑠依(44)とその再婚相手の悟(42)、息子の圭祐(10)が訪ねてくる。上辺は取り繕っていても実の親からも、世間からも見放されている花にシンパシーを感じていく里見。優しい時間の中で、花も徐々に里見や和清に自分の気持ちを吐露していく。しかしある出来事をきっかけに、穏やかだった3人の関係が徐々に狂い始めていく。そしてその先にあった驚愕の秘密……。浮かび上がる「持つ者」と「持たざる者」の間にある埋めようのない「溝」。それを前にした時に、3人が選んだ衝撃の結末とは……。<公演情報>『そのいのち』出演:宮沢りえ、佐藤二朗、佳山明(Wキャスト)、上甲にか(Wキャスト)、鈴木楽(Wキャスト)、工藤凌士(Wキャスト)、今藤洋子、本間剛 ほか脚本:佐藤二朗演出:堤泰之【東京公演】日程:2024年11月9日(土)~17日(日)会場:世田谷パブリックシアター【兵庫公演】日程:2024年11月22日(金) ~24日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール【宮城公演】日程:2024年11月28日(木)会場:東京エレクトロンホール宮城兵庫公演のチケット情報:()宮城公演のチケット情報:()公式サイト:
2024年07月19日舞台 PARCO PRODUCE 2024『オーランド』のプレスコールが4日に都内で行われ、宮沢りえ、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一が登場した。同作は、主人公・オーランドが、時代も国境もジェンダーも飛び越えて、数奇な運命に立ち向かい、真実の「私」を探求する物語。1992年には映画化もされている。青年貴族から女性へ変貌し、16世紀~20世紀を超えて生き続け、30代から年をとらないオーランドには、作者であるヴァージニア・ウルフによる、イギリスにおいてあらゆる女性の権利が制限されていた社会への風刺的な視点が込められている。今回は、男性中心の時代から女性が1人の人間として自立してゆく様子を、演出家・栗山民也氏の原案、詩人・岩切正一郎の翻案で舞台作品へと落とし込み、現代に甦らせた。○■宮沢りえ、舞台 PARCO PRODUCE 2024『オーランド』プレスコールに登場今回行なわれたプレスコールに、宮沢は凛々しい青年貴族で登場。エリザベス女王から寵愛を受けるシーンや、ロシア大使の姪・サーシャに恋をするシーンなど約25分にわたって披露した。青年から女性へと変貌し、激動の時代を生き抜く主人公・オーランドを演じる宮沢は「オーランド、台本を頂いた時、今までに無い感覚があって……どんな舞台になるのか不安でいっぱいでした」と回顧。「その時、演出の栗山さんが『始めから想像がつく事よりおもしろいでしょ?』といたずらっ子の様におっしゃったお言葉を信じ、もがきながら稽古を重ねてきました。彩の国で初日を迎え、本当に温かい拍手を頂いた時、作品を創ることの喜びと興奮を浴びた感覚でした。その事をエネルギーに1ステージ1ステージ大切に、観客の皆さんと『オーランド』を体験していけたらと思います」とコメントした。今回、オーランドが各時代で巡り合う年代・性別の異なる複数の人物を演じ分けるウエンツも、東京公演開幕を前に「まず無事に埼玉で幕を開けられた事、ホッとすると同時にとても感謝しています」と心境を明かし、「振り返れば1カ月この迷路のような台本と格闘していたと思うと、人生で最も濃い1カ月だったんじゃないかと思います。栗山さんの指し示す道に自分のできる事を最大限詰め込んで、時に先輩方に甘えながら真っ直ぐ歩いてきました。今はやっと1つの扉が開いただけ、ここからもっともっと『存在』を強めていきたいです」と意気込んだ。さらに「この作品の魅力は余白がある事だと思います。セリフは『詩』の様に沢山の意味を含んで、いまかいまかと発せられるのを待っています。その合間合間に、どれだけの情景や言葉を皆さまの脳内に浮かべられるかが勝負でありこの作品の醍醐味です。それは決して説明ではなく、表現ではなく、『存在』だと信じています。素敵なキャスト、スタッフに囲まれて幸せに毎日を過ごしています」と話した。東京公演は5日から28日までPARCO劇場。その後、愛知公演が8月1日~4日に穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール、兵庫公演が8月8日~11日に兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール、福岡公演が8月16日~18日にキャナルシティ劇場で行われる。
2024年07月04日現在、京都にて撮影中の横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」より、場面写真が到着した。横浜さんが“江戸のメディア王”蔦屋重三郎を演じ、彼の波乱万丈の生涯を描く本作。6月15日に横浜さんが京都でクランクインし、下旬まで東本願寺、智積院、随心院などで撮影中だ。今回公開された場面写真は、全て京都ロケで撮影されたものとなっており、重三郎や吉原の老舗妓楼「松葉屋」を代表する遊女・花の井(小芝風花)、絶対的権力者・田沼意次(渡辺謙)、田沼意次の嫡男・田沼意知(宮沢氷魚)の姿が写し出されている。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は2025年1月5日(日)よりNHKにて放送開始。(シネマカフェ編集部)
2024年06月21日「事実婚というかたちを選んだ2人ですが、いっしょに住んで双方の仕事が被らないよう調整して子育てをしていくようです」(芸能関係者)1月16日に宮沢氷魚(29)との事実婚と第一子妊娠を発表した黒島結菜(26)。出産予定日などは明らかにしていないが、今後は体調と相談しながら仕事を続けていくことになる。そんな彼女、実はすでに産後のスピード復帰を懇願していたのだという。舞台関係者がこう明かす。「黒島さんは来年1月から主演舞台があり、12月から稽古に入る予定だったんです。その舞台というのが、渡辺えりさんの舞台でした。黒島さんは映画『カツベン!』で共演してから俳優としても演出家としても活躍するえりさんを尊敬していて、舞台もよく観に行くほどだそうです。だからこそ妊娠がわかったとき、黒島さんは『舞台は絶対に出ますので!』とスピード復帰を直訴したそうです」慕い続けてきた「芸能界の大御所」との共演にむけて熱意を見せる黒島。そんな彼女を支えるのは、他ならぬ宮沢だ。「12月からの稽古となると、赤ちゃんを現場に連れてこられませんからね。その間はお母さんと宮沢さんが赤ちゃんをみることになっているそうです。また舞台も1か月間くらいはありますが、その間は宮沢さんが仕事をセーブするようすでに調整しているようです」(前出・舞台関係者)
2024年02月24日「第78回毎日映画コンクール」の授賞式が14日に都内で行われ、受賞者が揃って登壇した。○■映画『エゴイスト』から鈴木亮平、宮沢氷魚が受賞映画『エゴイスト』では鈴木亮平が男優主演賞、宮沢氷魚が男優助演賞を受賞し、2人はがっつり握手。松永大司監督もお祝いに駆けつける。鈴木は同作への出演に対し「異性愛者の自分が同性愛者の役をやるということで、ゲイの方々に観ていただいた時に『間違いなく自分たちの物語だな』と感じていただける、きちんとしたクィア映画にしないといけないなというのが、最初にありました」と振り返る。鈴木はさらに「そういう目標の上で、いろんな方々に話を聞いたのですが、自分が知ったつもりになっていたことが、何も知らなかったんだなという発見がありました。たとえば映画の中でも使われているエピソードで、『恋人と結婚ができないので、2人で婚姻届を書いて部屋に貼っている』ということを笑い話として話されていたんですね。その流れで『俺たち、死ぬ時はどうせ1人だから』という会話を聞いたりとか」と続ける。「ニュースなどでわかっていたつもりですけど、異性愛者に認められている、当たり前だと思っている権利が当たり前じゃないと言いますか、選択肢すらないんだなということが、初めて実感として湧いてきた。そういうことを含めて、この映画をやるということは演技以上の責任があるぞという、映画への情熱になっていったかなと思います」と語った。宮沢は鈴木の思いについて「クランクインする前から感じていて、亮平さんが先頭に立ってくれて、その思いを持っていてくれたので、僕も他の役者の皆さんも自然と作品に入れたというか。みんな大事に思いを持って責任感を持ってこの作品と向き合うことができたと思います」と感謝。一方で、こうやって授賞式に登壇するようなことになるとは「本当に思ってなくて」と驚く鈴木。「予算も大きな作品じゃないので、短い時間で集中してひたらすらやってたなというのもあるので驚きもあるね」と苦笑し、宮沢も「まさかこんな日が来るとは夢にも思っていませんでした」と応じていた。○■授賞式終了後の取材では、宮沢氷魚の印象も授賞式終了後の囲み取材では、鈴木が同作の存在について「僕は去年40歳になりまして、今後、人生の後半進んでいく道にちょっとヒントを与えてくれた作品になったかなと思います」と表す。宮沢については「何をやっても、持って生まれた品みたいなものがあるので、おそらく嫌な役をやっても惹きつけられる、ずっと見ていたいと思う人」と表現。「普段はすごくピュアな人で、この映画の龍太という役っぽいんですね。なので『こんなにピュアなまま生きてきてちょっと大丈夫なのかな』と心配になるぐらいの人です」と語る。「恋人としてはどうか」という質問には「ピュアすぎるかもしれないです。僕はもっと擦れた感じの人が好みです」とまさかの好みを告白しつつ、「嘘です、本当に理想的な恋人だと思います」と訂正していた。また、演じるにあたって気をつけたことを聞かれると「ゲイの方々に話聞く中で強烈に残ったのが、相手が自分のセクシャリティを知っている人かどうかで演じ分けなきゃいけないと。自分として演じてみると、かなり生きづらいなという実感があったんです」と思いを寄せる。「特に、恋人のお母さんに2人の関係を隠して会いに行くシーンでは、監督が阿川(佐和子)さんに『こういう質問もどんどん聞いていってください』という秘密のノートを渡していたんです。それは僕には知らされていなくて。(演じた)浩輔として相手の親に初めて会った時に、2人きりになって『浩輔さん彼女いるの?』とか『モテるでしょう』とか『ご結婚は?』とか、ドキッとするような質問をたくさん投げかけてくるんですよね。自分がその場でどう答えるか試される質問がたくさんあって。『嘘をつきたくない』というところと、この感じでずっと生きるのはしんどいなという思いがありました。ゲイの方々が抱えている生きづらさを、リアリティを持って表現するようにというのが、気をつけたことだと思います」と語った。○■第78回毎日映画コンクール 受賞結果日本映画大賞:『せかいのおきく』(阪本順治監督)日本映画優秀賞:『ほかげ』(塚本晋也監督)外国映画ベストワン賞:『TAR/ター』(トッド・フィールド監督)男優主演賞:鈴木亮平『エゴイスト』女優主演賞:杉咲花『市子』男優助演賞:宮沢氷魚『エゴイスト』女優助演:広瀬すず『キリエのうた』スポニチグランプリ新人賞(男性):アフロ『さよなら ほやマン』スポニチグランプリ新人賞(女性):サリngROCK『BAD LANDS バッド・ランズ』監督賞:石井裕也『月』脚本賞:阪本順治『せかいのおきく』撮影賞:鎌苅洋一『月』美術賞:上條安里『ゴジラ-1.0』音楽賞:ジム・オルーク『658km、陽子の旅』録音賞:志満順一『せかいのおきく』アニメーション映画賞:『アリスとテレスのまぼろし工場』(岡田麿里監督)大藤信郎賞:『君たちはどう生きるか』(宮崎駿監督)ドキュメンタリー映画賞:『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち』(寺田和弘監督)TSUTAYAプレミアム映画ファン賞・日本映画部門:『劇場版美しい彼~eternal~』(萩原利久、八木勇征)TSUTAYAプレミアム映画ファン賞・外国映画部門:『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート監督)田中絹代賞:薬師丸ひろ子特別賞:鈴木敏夫(スタジオジブリ プロデューサー)
2024年02月14日西島秀俊主演ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の公式SNSが、宮沢氷魚と満島真之介の練習中の映像を公開した。西島さんと芦田愛菜が親子役で共演する本作は、ある事件で家族も音楽も失った天才指揮者の父親と、父を拒絶し音楽を嫌う娘が、地方オーケストラを通して、失った情熱を取り戻し親子の絆と人生を再生させていく、アパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ。今回公開されたのは、トランペット奏者・森大輝役の宮沢氷魚、俊平(西島さん)の元マネージャー・鏑木晃一役の満島真之介が、みんなでセッションする練習中の映像。モノクロ仕様なのも相まって「味わいが増し増し!」、「お洒落感アップ」、「本編と違うモノクロなのかっこよすぎる」といった声や、「こんな素敵なお店あったらいいな~」、「かっこいかったです」、「会話しているかのようなステキなセッションでした」、「映画のワンシーンのようなjazzな音色に感動です」などと感想もたくさん寄せられている。第6話(2月18日放送)あおぞらホールの閉館が繰り上げになってしまい、さらに市側は今後一切、新規イベントは受け付けないという。そんな中、落ち込む団員たちに小村(西田敏行)は、恒例行事の梅まつりでゲリラ的に最後のコンサートを開いてはどうかと提案。そんな「さよならコンサート」に向けて進めていく中で、俊平(西島秀俊)は近藤(津田寛治)の密かな夢を知る。さらに、瑠李(新木優子)の知られざる素顔に気がついて…。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月13日「1月16日に女優の黒島結菜さん(26)が宮沢氷魚さん(29)との間に、第1子を妊娠したと公表しました。黒島さんにとって“家族”といえる存在で、宮沢さんとも交流が深い女優の杏さん(37)は発表の前に伝えられていたことでしょう」(芸能関係者)’22年度前期の朝ドラ『ちむどんどん』で、共演したことをきっかけに交際がスタートした2人。宮沢は自身のファンクラブサイトに《お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありません》と綴り、未入籍での妊娠発表という選択に世間から驚きの声があがった。事実婚という選択には、フランスに住む杏が関係しているようだ。前出の芸能関係者が明かす。「黒島さんは、インスタグラムで、同居を始めたのは昨年の春だと明かしていました。実はその少し前に、2人でパリにある杏さんの自宅を訪れているのです。杏さんが’23年の8月にテレビ番組で、パリの自宅に黒島さんが『3週間ぐらい泊まっていた』と話していましたが、これは1月中旬から2月上旬にかけてのこと。宮沢さんもChanelのアンバサダーの仕事があって、1月下旬にパリを訪れていました」’23年4月に放送されたバラエティ番組『世界くらべてみたら』(TBS系)に宮沢がゲスト出演し、杏も同番組にパリからVTRで登場した際に、「(今年に入り)パリに行ったときは杏さんにも会って、自宅のほうにも遊びに行った」と、述べていた。杏と“ちむどん夫妻”はパリでどのような話をしていたのか。「同棲を始めるにあたって、将来的に婚姻届を出すかについて相談していたと聞いています。宮沢さんは30歳までには結婚したいという考えだったそうですが、一方の黒島さんは、決断しかねていたのだとか」(黒島の知人)杏も朝ドラ『ごちそうさん』で東出昌大(35)と出会って結婚。3人の子供をもうけたが、東出の不倫で、’20年に離婚している。悩む2人に自身の経験とフランスの結婚観を伝えたという。「不倫が発覚した当初、杏さんは周囲から関係を修復するように勧められましたが、即座に離婚を決断したといいます。東出さんの家族への裏切りに深く傷つき、芸能人夫婦の難しさを体感したのではないでしょうか。また杏さんの住むフランスでは、6割程度が婚姻していないカップルの子供だといわれます。杏さんのわかる範囲で2人の相談にのり、事実婚という選択肢もあることを伝えたのでしょう。そして結果的に、宮沢さんが黒島さんの思いを尊重し、今の形に落ち着いたのだとか。宮沢さんは発表時にも婚姻について『必要に応じて話し合って決めていきたい』と綴っていました」’23年9月に「シネマカフェネット」のインタビューで、《習慣や文化にとらわれすぎず、少しでもみんなが意識して自分の手で自分のやり方を選びやすい社会になったらいいと思います》と語っていた杏。黒島たちの“まさかやー”な決断の裏には、“家族”からの事実婚のススメがあったーー。
2024年01月22日俳優の宮沢氷魚(29)が16日、公式サイトを通じ、交際中の女優・黒島結菜(26)との事実婚と第1子妊娠を公表した。二人は昨年の春頃から同居し、次第に「二人の間に子供がいる未来」を望むようになったという。また、「お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありません」としながら、今後については「必要に応じて話し合って決めていきたい」と記している。一方の黒島もインスタグラムのストーリーズで「以前よりお付き合いしていました宮沢氷魚さんとの子どもを授かりました」と報告。「交際を始めた当初から入籍することは考えておらず、私たちにとって必要なタイミングが来たら話し合って決めたい」と現在の関係性に触れ、「皆さまへお伝えするべきかどうか迷いましたが、本意ではない形で公になってしまう可能性があるのであれば、自分の言葉でお伝えしたいと思い発表させていただきました」と心境をつづった。関係者によると、二人そろっての会見や披露宴の予定はなく、所属事務所は今後もできる限りサポートしていくという。○宮沢氷魚コメント全文応援してくださる皆様、関係者の皆様このような世の中が大変な時期に私事で大変恐縮ではございますが、この度、かねてよりお付き合いをさせて頂いていた黒島結菜さんとの間に新しい命を授かったことをご報告させていただきます。出会った時から自然と彼女に惹かれ、共に過ごす時間に豊かさを感じるようになりました。彼女の優しさと、何事にも臆さず挑戦する姿にたくさん勇気を頂き、この先の私の人生において欠かせない存在だと気がつきました。そして、昨年の春頃から一緒に生活を始め、次第に二人の間に子供がいる未来を想像するようになり、この度、このようなご報告が出来ることを嬉しく思っております。また、お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありませんが、今後に関して、必要に応じて話し合って決めていきたいと思います。生涯のパートナーとして、家族として、共に支え合って歩んで参ります。いつも応援してくださっている皆様および、関係者の皆様には心から感謝申し上げます。今後も一生懸命仕事に励んで参りますので、引き続き温かく見守って頂けますと幸いです。最後になりますが、このたびの能登半島地震により被害を受けられた皆様へ心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。宮沢氷魚○黒島結菜コメント全文皆さまへこの度、以前よりお付き合いしていました宮沢氷魚さんとの子どもを授かりましたことをご報告させていただきます。彼とは昨年の春頃から一緒に生活を始めました。人を思いやる気持ちや仕事への向き合い方には学ぶことが多くあり、なによりありのままの私を受け入れてくれる彼は、これからの人生において大切な生涯のパートナーまた家族になる存在だと感じました。そして、ふたりの間に子どもがいる生活を想像するようになり、ありがたいことに授かることができました。また、交際を始めた当初から入籍することは考えておらず、私たちにとって必要なタイミングが来たら話し合って決めたいと思います。皆さまへお伝えするべきかどうか迷いましたが、本意ではない形で公になってしまう可能性があるのであれば、自分の言葉でお伝えしたいと思い発表させていただきました。これからの仕事に関しましては、体調のこと含めご相談させていただきながら、出来る限り努めてまいりたいと考えております。今後とも宜しくお願いいたします。最後になりますが、この度の能登半島地震により被害を受けられた皆さまへ心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。黒島結菜
2024年01月16日俳優の宮沢氷魚が1月16日、自身の公式サイトにて「かねてよりお付き合いをさせて頂いていた黒島結菜さんとの間に新しい命を授かった」と報告。現時点で入籍の予定はないとしながらも、「生涯のパートナーとして、家族として」共に歩んでいくと発表した。2人は、2022年度前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で黒島さんがふるさと沖縄の料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子を、宮沢さんがその幼なじみで東京で再会し、のちに夫婦となる青柳和彦を演じて話題に。黒島結菜「出会った時から自然と彼女に惹かれ、共に過ごす時間に豊かさを感じるようになりました」と初共演時から惹かれていたことを明かし、「昨年の春頃から一緒に生活を始め、次第に二人の間に子供がいる未来を想像するように」なったとコメント。さらに、「お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありませんが、今後に関して、必要に応じて話し合って決めていきたいと思います」と意思を綴り、その上で「生涯のパートナーとして、家族として、共に支え合って歩んで参ります」と宣言した。黒島さんはInstagramのストーリーズにて「宮沢氷魚さんとの子どもを授かりました」と報告。「交際を始めた当初から入籍することは考えておらず、私たちにとって必要なタイミングが来たら話し合って決めたい」と同様に双方の意思であることを綴り、今後については「体調のこと含めご相談させていただきながら、出来る限り努めてまいりたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします」とした。また、「最後になりますが」として、「このたびの能登半島地震により被害を受けられた皆様へ心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます」と、2人揃って被災地への思いも寄せた。宮沢さんは「MEN'S NON-NO」のオーディションから専属モデルとしてデビューし、2017年に「コウノドリ」で俳優デビュー。ドラマ「偽装不倫」、映画『his』、連続テレビ小説「エール」などに出演し、映画『騙し絵の牙』で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。昨年は鈴木亮平と共演した『エゴイスト』で第16回アジア・フィルム・アワード最優秀助演男優賞を受賞するなど好評を得た。また、黒島さんは2013年に俳優デビュー後、連続テレビ小説「マッサン」「スカーレット」、大河ドラマ「花燃ゆ」「いだてん ~東京オリムピック噺~」、映画『明け方の若者たち』など話題作に多数出演。『カツベン!』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2022年、沖縄の言葉で「心がワクワク、ドキドキする」という意味を持つ「ちむどんどん」でヒロインに抜擢された。(シネマカフェ編集部)
2024年01月16日2024年1月16日、俳優の宮沢氷魚(みやざわ・ひお)さんが、ウェブサイトを更新。同じく俳優で、交際中の黒島結菜さんが、第1子を妊娠したことを公表しました。ウェブサイトで公開された、宮沢さんのコメントは以下の通りです。このような世の中が大変な時期に私事で大変恐縮ではございますが、この度、かねてよりお付き合いをさせて頂いていた黒島結菜さんとの間に新しい命を授かったことをご報告させていただきます。出会った時から自然と彼女に惹かれ、共に過ごす時間に豊かさを感じるようになりました。彼女の優しさと、何事にも臆さず挑戦する姿にたくさん勇気を頂き、この先の私の人生において欠かせない存在だと気がつきました。そして、昨年の春頃から一緒に生活を始め、次第に二人の間に子供がいる未来を想像するようになり、この度、このようなご報告が出来ることを嬉しく思っております。また、お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる子定はありませんが、今後に関して、必要に応じて話し合って決めていきたいと思います。生涯のパートナーとして、家族として、共に支え合って歩んで参ります。いつも応援してくださっている皆様および、関係者の皆様には心から感謝申し上げます。今後も一生懸命仕事に励んで参りますので、引き続き温かく見守って頂けますと幸いです。最後になりますが、このたびの能登半島地震により被害を受けられた皆様へ心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。宮沢氷魚 OFFICIAL SITEーより引用宮沢さんと黒島さんは、2022年4月から放送された連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK)で共演。夫婦役を演じたことで話題になりました。宮沢さんによると、黒島さんとは2023年の春頃から一緒に生活をしていたとのこと。「互いに入籍という形にはこだわっていないため、現時点で籍を入れる予定はない」とのことです。突然のおめでたいニュースに、ネット上では「ドラマが現実に…!?」「素晴らしいニュース」「え、すごい!」という祝福のコメントが寄せられました。互いに支え合いながら、俳優業にも懸命に取り組む2人の今後を、温かく見守りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月16日《このような世の中が大変な時期に私事で大変恐縮ではございますが、この度、かねてよりお付き合いをさせて頂いていた黒島結菜さんとの間に新しい命を授かったことをご報告させていただきます》1月16日、公式サイトに発表した文書でこう綴ったのは俳優の宮沢氷魚(29)。かねて交際していた女優の黒島結菜(26)の妊娠を発表したのだ。宮沢は文書の中で、黒島について《出会った時から自然と彼女に惹かれ、共に過ごす時間に豊かさを感じるようになりました》と綴ったうえで、《そして、昨年の春頃から一緒に生活を始め、次第に二人の間に子供がいる未来を想像するようになり、この度、このようなご報告が出来ることを嬉しく思っております》と喜びを溢れさせた。また、《お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありません。今後に関して、必要に応じて話し合って決めていきたいと思います》とした上で、《生涯のパートナーとして、家族として、共に支え合って歩んで参ります》と決意を見せた。‘22年放送のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で夫婦役を演じていた宮沢と黒島が、現実でも“家族”に。ネット上では祝福の声が相次いだ。そんな2人の“絆”を本誌はいち早く目撃している。昨年2月に、本誌は2人の交際をスクープ。『ちむどんどん』現場で「氷魚くん」「結菜ちゃん」と呼び合うほどの仲だった2人は、クランクアップ後に距離を縮め交際をスタートさせることに。昨年3月には、ともに親交の深い杏(37)のホームパーティに2人で訪れる姿を目撃。パーティが終わると、2人で黒島の自宅へ帰り、翌朝には黒島の2匹の愛犬を連れて2人で散歩もしていた。散歩中には、宮沢が黒島の後ろから抱きつくように密着するなど、かなり“ラブラブ”であることが伺えた。『ちむどんどん』を超える絆を築いていってほしい!
2024年01月16日俳優・宮沢氷魚のカレンダー「30th Anniversary Hio Miyazawa 2024 Calendar」の発売が決定した。1994年4月24日生まれの宮沢さんは、「コウノドリ」第2シリーズで俳優デビューし、「偽装不倫」『騙し絵の牙』などに出演。今年は、『エゴイスト』にてアジア全域版アカデミー賞「第16回アジア・フィルム・アワード」助演男優賞を受賞。今後は、1月期日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」や、2025年放送予定の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」への出演も決定している。30歳を迎える2024年4月からスタートする今回のスペシャルなカレンダーは、レコードをモチーフにしたデザインになっており、時代に囚われることなく、翌年以降も飾り続けることのできるタイムレスなパッケージだ。ロケ地となったのは、神奈川県横須賀市。子どものころからゆかりがあり、何度か行ったことのある親しみのある土地だという。中でも、横須賀からフェリーに乗ってしか行くことのできない無人島・猿島は、宮沢さん自身も初上陸ということで、撮影前からかなり楽しみにしていたという。猿島の神秘的な世界観と、カメラマン・松岡一哲らしさのあるフィルムの色彩が印象的な写真の数々を撮影。今回公開されたメインカットもその1枚だ。さらに、美術館でのシックな写真や、ホテルの一室でのふとした瞬間、カラフルなプールサイドでの無邪気な姿など、様々なシチュエーションで撮影。自前の野球セットでスタッフと楽しんでいる、少年のようなカットも注目となっている。今作について宮沢さんは、「以前から大好きなカメラマンの松岡一哲さんに撮影して頂きました。ロケ地や自然光、スタイリングとヘアメイクにこだわり、素晴らしいカレンダーが完成します。少し大人になった自分の姿を皆さまに見て頂けたら幸いです」とコメントも寄せている。なお、春ごろにはお渡し会も開催予定だ。「30th Anniversary Hio Miyazawa 2024 Calendar」は12月27日(水)予約開始。(シネマカフェ編集部)
2023年12月27日俳優・宮沢氷魚が、「第17回アジア・フィルム・アワード」(以下、AFA)のYouth Ambassadorに決定した。「アジア・フィルム・アワード」は、2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。今回、Youth AmbassadorにAFA史上初めてアジアの国と地域から4人の若手俳優を迎えた。宮沢さんは、ドラマ「コウノドリ」第2シリーズで俳優デビューし、初主演映画『his』で新人賞を多数受賞、『ムーンライト・シャドウ』『レジェンド&バタフライ』などにも出演。『エゴイスト』では、第16回AFA最優秀助演男優賞を受賞している。今回、日本人としては初めて宮沢さんがYouth Ambassadorに就任するほか、リウ・グァンティン(台湾)、マリオ・マウラー(タイ)、ウィル・オー(香港)も就任し、授賞式に登壇するほか、関連イベントに参加し、ファンや映画好きとの交流を通じて彼らの作品やアジア映画への情熱について語る予定だという。宮沢氷魚コメントこの度AFAのYouth Ambassadorとして迎えられ、大変光栄で、また誇りに思います。日本の俳優として、これを機に日本映画の魅力をより多くの観客の皆さまに伝えたいと思います。(シネマカフェ編集部)
2023年12月25日杉咲花主演、『八日目の蝉』成島出監督で本屋大賞受賞のベストセラーを映画化した『52ヘルツのクジラたち』から、宮沢氷魚、小野花梨、桑名桃李、余貴美子、倍賞美津子の出演が発表された。これまでに、自分の人生を家族に搾取されてきた三島貴瑚役を演じる主演・杉咲さんと、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出し支える岡田安吾役の志尊淳の2名が発表されている本作。新たな追加キャストとしては、職場の上司で貴瑚の初めての恋人となる新名主税(にいな・ちから)役に、『エゴイスト』でアジア・フィルム・アワード最優秀助演男優賞を受賞するなど、いま最も旬な若手俳優の宮沢氷魚。貴瑚の高校時代からの親友・牧岡美晴(まきおか・みはる)役には、長い芸歴を持ち、確かな存在感を光らせる小野花梨。東京からやってきた貴瑚と出会う、母親に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年役には、本作オーディションで抜擢され映画初出演となる桑名桃李(くわな・とうり)。岡田安吾の母・岡田典子(おかだ・のりこ)役に余貴美子、少年を助けようとする貴瑚たちを見守る、貴瑚の祖母を知る村中サチエ(むらなか・さちえ)役に倍賞美津子。傷つきながらももう一度立ち上がろうとする貴瑚を取り巻く人々の、それぞれに抱える事情や、変化していく心情が豪華俳優陣により繊細に紡がれている。本作は東京を皮切りに、大分・北九州での撮影を経て無事にクランクアップ。今回併せて宮沢さん、小野さん、桑名さんからのクランクアップコメントも到着した。クランクアップコメント到着宮沢氷魚:新名主税役/職場の上司。貴瑚に新しい世界を見せてくれた初めての恋人脚本を読んで、自分が当たり前だと思っていた価値観が揺らぐような感覚になりました。この作品は、悩みとか過去の苦しみを乗り越えていく人物を見事に表現している作品だと思うので、この映画を観てくださる方々が、自分自身と向き合うきっかけになるといいなと思っています。小野花梨:牧岡美晴役/貴瑚の高校時代からの親友憧れの、本当に長年憧れていた成島組に参加させていただきましたが、自分の未熟さもあって、喜びを噛み締めるというよりも、嵐の中にいるような日々でした。懸命に過ごした日々がスクリーンにどのように映っているのか、成島監督がどんな風に作ってくださったのか、映画を観るのがとても楽しみでもあり、ちょっぴり恐怖でもあり、今はそんな不思議な気持ちです。桑名桃李:母親に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年役あっという間に撮影が終わって、ちょっと寂しいのと、無事に終えられてよかったという気持ちです。ありがとうございました。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月14日西島秀俊が主演を務める1月放送スタートの新ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に宮沢氷魚、新木優子の出演が決定した。本作は、西島さんが演じる海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ・夏目俊平が主人公。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできない、超マイペースかつ天然。5年前のある事件をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていたが、とある地方の廃団寸前の市民オーケストラの指揮をするために、数十年ぶりに帰国。そして、音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた娘・響(芦田愛菜)は、父の突然の帰国により、気まずい同居生活を始めることに。父として、もう一度娘と向き合う中で、止まってしまっていた娘の人生を少しずつ動かしていく。さらに、廃団寸前の市民オーケストラに俊平がやってきたことで、個性豊かな団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていこうとするサクセスストーリーでもある。宮沢さんと新木さんが演じるのは、俊平が指揮をとる廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」に絡んでいく人物。「コウノドリ」で俳優デビューした宮沢さんが今作で演じるのは、スーパーポジティブなトランペッター・森大輝。小学生のころから吹奏楽部で活動し、練習も人一倍熱心だが、音程はすこぶる怪しく、感情がそのまま音に出てしまうため、晴見フィルの演奏を台無しにすることも。また、普段は市役所の観光課に勤務し、響とも職場仲間として関係を深めていく。「日々撮影をしている中で、音楽が持つ力や包容力に魅了されています」と語る宮沢さんは、「この作品をご覧になってくださった皆さんが、日曜日の夜に笑顔になっていただけたら幸いです」とコメント。現在、「単身花日」に出演中の新木さんは、オーケストラの和を乱すフルート奏者・倉科瑠李を演じる。プロのオーケストラで活躍する瑠李だが、恋愛絡みで事件を起こし、数多のオケをクビになってきた。狙った獲物は決して逃がさない、通称“カルメン”。俊平に出会い、彼の心を射止めようと燃える。「なんて素敵なストーリーなんだろう! と感動しました」と台本を読んだ印象を明かした新木さんは、「この作品が奏でるストーリーの一部になれることがとてもうれしいです。個人的に憧れていた楽器のフルート。精一杯頑張ります!」と意気込んでいる。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は2024年1月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月05日10月6日(金)公開の映画『アンダーカレント』のスペシャルポスター6点が公開された。あわせて[Alexandros]の川上洋平、宮沢氷魚、犬童一心監督ら各界の著名人からコメントが到着した。本作は、「漫画界のカンヌ映画祭」と呼ばれるフランス・アングレーム国際漫画祭でオフィシャルセレクションに選出されるなど、国内外で人気を誇る豊田徹也による同名漫画の実写化作品。監督は『愛がなんだ』『ちひろさん』などを手がけた今泉力哉が務め、音楽は細野晴臣が担当する。突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを真木よう子、夫が失踪したかなえの前に「働きたい」と現れる謎の男・堀を井浦新、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探すことになる探偵・山崎をリリー・フランキー、突然失踪したかなえの夫・悟を永山瑛太、かなえと悟の同級生でかなえに探偵・山崎を紹介する菅野を江口のりこが演じる。この度公開されたスペシャルポスター6種は、「誰しも、人には言えない大切な<嘘>を秘めている。」「人をわかるって、どういうことですか?」「生きるための嘘は、罪ですか?」「それでも私はあなたを知りたい」「本当のことは、誰かを傷つけ、そしていつか救い出す。」「いなくなる、ってことはここにいた、ってこと。」という本作を象徴する言葉とともに、情感あふれる様々なシーンが切り取られている。さらにひと足先に本作を鑑賞した各界の著名人から絶賛の声が到着。ミュージシャン・[Alexandros]の川上洋平は、「ある程度の年齢になって疼き始める、伏在していた憂い。河口へと流し出せなかった主人公にいつのまにか自分を重ねていました。観てよかった」とコメント。今泉監督の『his』に出演していた俳優の宮沢氷魚は、「必ず真実が全ての人を幸せにするとは限らない。真実が他人を傷つけ、自分を苦しめてしまう時もある。 だから人は自分や大事な人を守るために幾度も嘘に逃げる。そして気がついたら嘘に取り憑かれ、本当の自分を見失ってしまう。でも、そんな自分と向き合い、自分の心には偽ってはいけないと思う。強く生きていく必要はない。自分に正直に生きたいと思わせてくれる作品です」と感想を語った。なお、各界の著名人からコメント全文は以下の通り。【コメント一覧】■映画監督・犬童一心今泉サスペンス、下腹に効く不意打ち。舌先で凍りついた言葉、人肌で溶かされ声となって聞こえてくる。施しようのない痛さ、そして、切なさ。■イラストエッセイスト・犬山紙子観る哲学だった。深く深く心の奥に潜る体験がこの映画にはある。人を知るってなんだろう、自分を知るってなんだろう。あまりに完成された、ファンにとって聖域のような原作を、映画化した今泉監督の覚悟が伝わってくる。細野晴臣氏の音楽もあまりに素晴らしい。アンダーカレントを映画で観られてよかった。■フリーアナウンサー・女優・宇垣美里水底に揺蕩うように、淡々とした日常から浮かび上がる、心の深いところの微細なゆらぎ。私たちはこれからも、わけのわからない自分と向き合い、わかるわけもない他人とともに、生きていくしかないのだ。なんだかそう身につまされて、心がぎゅっとなった。■マンガ家・イラストレーター・大白小蟹人間の身体の底の方に流れている、その人自身でさえも知覚するのが難しいような「本当のこと」について描いた原作の物語が、映画という形式で生身の肉体をもって新たに語り直されること。それはこの物語にとって、とても幸福なことなのではないか、と、食卓を挟んで向かい合うかなえと堀さんを観て思いました。■漫画家・大橋裕之水中に漂う無数の泡。アニメ『銀河鉄道の夜』のあるシーンを思い出したのは、どちらも音楽が細野さんだからなのかもしれない。原作との違いを意識しながら観てしまったけど、全キャストがハマってて、終わり方も凄く好きでした。■芸人・ハナコ 岡部大ハナコ岡部の奥にいる岡部大はどんな人間だったか、少し曖昧になるときがあります。そして岡部大自身も、大人になって色んな「ふり」をすることを覚えて、本当の自分を出さないことがあります。楽しいふりや平気なふり、忙しいふりや考えているふり。バス停でのサブ爺の言葉が、やけに心に刺さりました。大切な人と、自分自身と、改めてもっと向き合ってみよう、話をしようと思いました。■ミュージシャン・オカモトコウキ(OKAMOTO‘S)友達と少し連絡を取ってないだけだと思ってたのに、気付けばお互い随分と変わってたりする。全てがちょっとした事なんだろう。そんな時、この人はこうだと思ってた事はある種自分の思い込みもあると気づかされるのだ。自分の近くにいる人のこと、どこまでわかってるだろう?あなたは何に囚われて生きているのだろう?登場人物の些細な心の動きは、普段は忘れている疑問を呼び起こす。とても繊細で、大切な空気感を閉じ込めている作品。■アップリンク吉祥寺 支配人・小川賢人「人をわかるってどういうことですか」素直で勝手な人間模様が愛おしい。いろいろな水が銭湯にもある。自分の輪郭が曖昧になったとき、そっと包み込んでくれる水。 全てを過去として、洗い流してくれる水。目の前にいた筈の水面の月は遠く。<心の奥底>に触れたとき、うたかたの記憶が波紋する。“「ちゃんと好き」って、どういうこと? ” から10年経った今も問い続ける今泉監督の最新作、ぜひ劇場で。■芸人・かが屋 賀屋壮也お先に観させていただきましてすみません。ありがとうございます。美しい映像、美しい真木よう子さん、そしてもし自分の近くの人が…と少し怖い想像をしてしまう物語。隠してるのともまた違う心の底の底にあるもの、コントロールが難しいもの。自分にとってはなんだろうと考えるきっかけになりました。あと、カラオケのシーンがあるんですがそこがめっちゃ好きでした。観るのをオススメします!■ミュージシャン・川上洋平 [Alexandros]ある程度の年齢になって疼き始める、伏在していた憂い。河口へと流し出せなかった主人公にいつのまにか自分を重ねていました。観てよかった。数年前に読んだ原作の答え合わせのような映画でした。鑑賞後どじょうを食べたくなるかな、と思いましたがなりませんでした。■芸人・パンサー 菅良太郎この映画を人に勧める時、どんなジャンルと言えばいいのだろうとしばらく考えたが『なぜカテゴライズして勧めなければいけないんだろう』と根本から凝り固まった思考をマッサージされるような映画でした。 原作のコメディ感は抑え気味ながらも刺さるセリフはしっかりとそのままで。 是非カップルで観てほしい、鑑賞後の話し合いはいつもより濃厚になることでしょう。■フリーアナウンサー・久米宏私は真木よう子さんのファンです。この作品では抑えに抑えた演技、ほとんど何もしていないと言っていいぐらいです。それが、現実感と深みを与えています。 ますます彼女のファンになりました。■シンガー・ソングライター・崎山蒼志得てしてこの空白を、私は言い表せないでいる。折り重なっていく人間の、人生の模様。出会い、別れていく中で隠したままの、隠されたままの気持ち。知らずも、馴染みある美しく静謐な風景の中、紡がれる会話が、私の中に染み入って、時折胸のざわめきが押し寄せた。私は私のことすら、未だに分からないままでいる。そのままでいいとも思いつつ、アンダーカレントという言葉の意味を、改めて反芻している。■脚本家・高田亮誰にだって過去はある。嘘をついて過去から逃れ続けるか、いつかどこかで決着をつけるのか。生きるほど過去は大きくなっていき、決着のつけられない過去が積み上がっていく。やりくりできない過去とどう折り合いをつけていくのか。みんなぎりぎりのところで生きている。静かな物語が力のある画のなかで運ばれていく心地よさと居心地の悪さの快感が、深い余韻を残すラストに導いてくれる。今日もなんとかやりくりをして生きていこう。■YEBISU GARDEN CINEMA 支配人・田川尚史嘘をついた事のない人はこの世にいるのだろうか、嘘には2種類あり誰かを守る嘘と、自分を守る嘘。悟がついてきた嘘は自分を守るため、かなえの嘘も自分を守るため、堀の嘘はどうだろう。きっと誰かを守るため。ご飯を買ってきたのを黙った嘘、薪割を忘れた嘘。悟が嘘をつかなくても良い世界で生きて来たなら結末はどうなっただろうか―。映画を観た帰り道少しだけ考えてみてほしい、自分の生きている世界は嘘が必要な世界か…。■株式会社 arca CEO & Creative Director ・辻愛沙子普通に過ごして見えるあの人もこの人も、 誰にも見せない痛みを抱えて生きている。分かり合えないからこそ、人は寄り添い合えるのかも知れない。暗い川底を覗くかのようにそんな人の奥底を映し出す、心剥き出しの物語。■KBC シネマ1・2・八重尾知史心底。という表現があるように、本音や真実は心の奥底にある。それは言えずに居る内に沈殿し、やがて堆積する時間や嘘に覆い隠されていく。澄んだ水面を掻き回し濁すような出来事が泥を掘り起こすまでは。隣り合う人も、まして己すら掴み切れない心。それが触れ合い、すれ違う様の恐ろしさも愛おしさも余さず描き切れる稀有な作家、今泉力哉監督はその領域に到達したと思う。■新宿バルト9 支配人・花田尚謙信じている相手が本心を見せてくれているのかわからない。話してくれた事が本当の事なのかもわからない。場合によっては本当の事を知らない方が幸せなのかもしれない。色々な事を感じたり、考えさせられたりしながら映画を観てました。 人それぞれなのだと思いますが、あらためて他人との関係性や自分の在り方を考えさせられる作品でした。■センチュリーシネマ 支配人・藤野優言い知れない哀しみを抱えながらそれでも生きていく。 ゆっくりと哀しみを超える。とても生命力を感じた作品でした。今泉監督っぽい時折ユーモアあるシーンにほぐされましたが、より哀しみを深刻にも感じさせられました。いつもそばにいたって相手のことをすべて知り尽くすことはできない、、 そんな中で真木さんの演技から、それでもそばにいるよと言葉をかけてくれているような、救いの光が見られました。■俳優・藤原季節初めて特報の映像を見た瞬間から、主人公の瞳に引き込まれて、一番観たい映画だった。アンダーカレント。そこに流れる、風景も音も感情も、僕には心地よくて、ずっとそこに浸っていたい気持ちになった。しかしその場所は時折、静かに叫び出したくなるような息苦しい何処かに変わった。激流でもなく、濁流でもない、何処か。主人公の瞳を見つめながら、そこはもしかすると、とても深い場所なんじゃないかという気がした。アンダーカレント。undercurrent。ああ、もう一度、映画館で観たい。いま僕は、静かに叫び出したい気持ちだ。■映画監督・松本優作人の綺麗なところ、汚いところ、全てが入り混じった心の底流。 表面には決して表れない人々の感情に寄り添い、掬い取ろうとする今泉監督の演出に心を強く打たれました。 また、自分自身の生き方を改めて考え直すきっかけにもなりました。 人と人との関わりが薄くなりつつある今の時代に、是非観てほしい作品です。■マンガ解説者・南信長好きなマンガの映画化には期待より不安が上回る。『アンダーカレント』のように完成度の高い作品であればなおさらだ。が、それは杞憂だった。全編に人生の不条理と喪失感を漂わせながら淡々と描かれる原作の世界観が、見事に再現されて違和感がない。そこに生身の人間が演じるからこその動きや間、表情が新たな彩りを加える。20年近く前の作品が今映画化された奇縁にも驚く。マンガと映画の幸福な出会いがここにある。■俳優・宮沢氷魚必ず真実が全ての人を幸せにするとは限らない。真実が他人を傷つけ、自分を苦しめてしまう時もある。だから人は自分や大事な人を守るために幾度も嘘に逃げる。そして気がついたら嘘に取り憑かれ、本当の自分を見失ってしまう。でも、そんな自分と向き合い、自分の心には偽ってはいけないと思う。強く生きていく必要はない。自分に正直に生きたいと思わせてくれる作品です。■芸人・パンサー 向井慧TV ではいつも元気な人が実は楽屋ではおとなしかったり、髭でロン毛の無口そうな人が実は社交的だったり、口角が常に上がっているような笑顔の人が実は鬱屈としていたり。そして、それすらその人の一部に過ぎなかったり。他人の事が全てわかるなんて事はない。わからないからこそわかろうとする時間を手放してはいけない。「人をわかるってどういう事ですか?」この台詞が頭から離れなくなる映画でした。■漫画家・安田弘之手塩に掛けて野菜を育てた農家みたいな気持ちなんです。原作者って。 その野菜の味を見つけてくれる人がいて。 料理にしてくれる料理人がいて振舞ってくれるお店があって。 自著の『ちひろさん』に引き続きまたまた美味しい料理に仕上がっていた『アンダーカレント』を観てなんだか自分も誇らしかったです。 (…ね?今泉さんなら間違いないでしょ?)顔も知らない原作の豊田さんにドヤ顔の念を飛ばしました。 ラストに映画オリジナルの追加シーンがあります。 僕はこの追加シーンがとても好きです。■ゲームクリエイター/脚本家・山中拓也誰しも心の底には、他人に踏み込ませたくない何かがある。 それは透明度の低い底流(アンダーカレント)。 水面を眺めているだけでは見えない何か。 誰かの心を覗こうとすれば、最初に水面には映るのは自分の顔で。 誰かに踏み込むということは、自分を見つめることと同じで。 そんな営みの薄くまとわりつく不安と恐怖を、自然で美しい日常描写と共に描いてくれる丁寧で静謐な映画でした。この映画は、他人をわかりたくて、わかろうとして、わからないってことを、わかりあう。 物語を見届けたあとにわかるのは、そうやって見つけた「わからない」は最初の「わからない」よりもちょっとだけ優しくて、ちょっとだけ息がしやすい気がするってことでした。■センチュリーシネマ 副支配人・脇田直佳ヒロイン、かなえが水中を漂うシーンが印象に残る。 ただ沈んでいるのではなくて、かなえの心の奥底のイメージを表したかの様な透明感のある映像、 少し暗い水中に仄かに差し込む光は物語展開と共に自分にも馴染んでくるイメージに思えてくる。 落ち着いた季節、秋の鑑賞に相応しい、静かなヒューマンドラマ。 劇場のスクリーンで是非浸ってください。『アンダーカレント』10月6日(金)全国公開(C)豊田徹也/講談社 (C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年08月24日女優の宮沢りえが主演を務める映画『月』(10月13日公開)の場面写真が23日、公開された。○■宮沢りえ主演『月』場面写真7点公開同作は辺見庸氏による同名小説の実写化作。深い森の奥にある重度障害者施設で新しく働くことになった元・有名作家・堂島洋子(宮沢)は、彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。施設職員の同僚であり作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな青年・さとくん(磯村勇斗)、そして入所者“きーちゃん”との出会い。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにし、そんな世の理不尽に誰よりも憤っているさとくんの中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。今回公開されたのは、宮沢演じる主人公・洋子をはじめ、オダギリ、二階堂、磯村演じるキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢)を収めた1枚や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリ)、不穏さを漂わせる陽子(二階堂)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村)など、それぞれの思いが交錯する瞬間を捉えている。また、同じ「ヨウコ」という名前の2人(宮沢・二階堂)が互いの悩みを明かす場面、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンが切り取られているほか、夫婦である洋子と昌平が抱き合うカットは、希望と絶望の間で抱きしめ合う姿から、生きることへの希望と愛を感じさせる1枚に仕上がっている。
2023年08月23日宮沢りえ主演映画『月』の新たな場面写真が公開された。原作は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸による『月』。事件を起こした個人を裁くのではなく、事件を生み出した社会的背景と人間存在の深部に切り込むことに小説という形で挑戦した本作を、石井裕也が映画化。主演する宮沢のほか、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみといった俳優陣が揃った。今回公開されたのは、主人公を演じる宮沢をはじめとしたキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢りえ)を捉えた様子や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリジョー)、不穏さを漂わせる陽子(二階堂ふみ)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村勇斗)など、それぞれの思いが交錯する瞬間が写し出されている。ほかにも、同じ「ヨウコ」という名前の二人(宮沢・二階堂)がお互いの悩みを明かす場面、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンが切り取られている。中でも注目したいのが、夫婦である洋子と昌平が抱き合う場面。希望と絶望の間でしっかりと抱きしめ合う二人の姿は、壮大なドラマの展開を予感させ、生きることへの希望と、そこにある愛を感じさせる印象的な1枚となっている。<作品情報>『月』10月13日(金) 公開原作:辺見庸『月』(角川文庫刊)監督・脚本:石井裕也音楽:岩代太郎■キャスト宮沢りえ磯村勇斗⻑井恵里、大塚ヒロタ、笠原秀幸板谷由夏、モロ師岡、鶴見辰吾、原日出子 / 高畑淳子二階堂ふみ / オダギリジョー公式HP:
2023年08月23日実際の障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の小説を宮沢りえ主演、石井裕也脚本・監督で映画化した『月』。この度、特報映像と4種のティザービジュアルとともに、宮沢さん、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみのコメントが到着した。今回解禁した特報映像は、穏やかなメロディーと共に重度障がい者施設の日常から始まる。働き始めたばかりで真摯に仕事と向き合う洋子(宮沢りえ)、慣れた手つきで髪を結う陽子(二階堂ふみ)、入居者と心通わせるさとくん(磯村勇斗)が映し出される。だが、「俺今夜さ、この国の平和のためにさ、障害者たちを殺すよ」とのセリフとともに映像は一変、人を傷つけることに対して否定する洋子に「人ってなんですか?」と問い正す、さとくん…。そしてついに、その日を迎えることになる…。主人公・洋子を演じる宮沢さんの鬼気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリさんの包容力とどことなく漂う諦め。施設で働く洋子の同僚を演じる二階堂さんは自我とプライドと闘い、そして“命”を裁こうとする“さとくん”に挑む磯村さん。本作は、「狂気」とひと言で裁くことのできない問いを突きつける。解禁されたティザービジュアルでは、登場人物1人1人の思いと倫理が交錯する一瞬の表情を捉えたものとなった。キャストコメント宮沢りえ私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。この映画を観てくださった方と、その旅の先にある「何か」を掴みに行きたいです。磯村勇斗撮影期間中、「人」とは何か。「生きる」とは何か。ずっと考えていました。その答えを出すことに、恐れさえ抱いていました。でも、これは決して他人事ではなく、綺麗事を捨て、僕たちは向き合わねばならない。今はただ、この映画を観てもらいたい。対面して欲しい。そう思っています。二階堂ふみこの作品について、ずっと答えを出せずにいます。そして、答えを出すべきではないとも思ってます。命に対して私たちは容易く傍観者になってしまう。しかしこの現実を真っ直ぐ見つめ、私たちの問題として考えたいと思い現場に参加させて頂きました。オダギリジョー人間は自分勝手で傲慢で、冷酷で残酷な生き物だ。ただ、この作品が描いているのは、そんな人間の温かみであり、思い遣りであり、何ミリかの可能性である。全ての人間に突き刺さる未来への希望だ。『月』は10月13日(金)より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2023年07月21日女優の安野澄(あんの・ゆら/28)が、芸能プロダクション・レプロエンタテインメントとマネジメント契約したことが13日、事務所公式ツイッターと安野の公式インスタグラムを通じて発表された。安野は、1995年6月13日生まれの東京都出身。早稲田大学の建築学科を卒業後、武蔵野美術大学の大学院へ進学。当時、サロンモデルの写真をインスタグラムにアップしたところ、業界関係者の目に留まった。その後、女優業をスタート。Netflix『呪怨~呪いの家~』(2020)やアサヒスーパードライのWEB CM「ビールって、苦いだけじゃない。」シリーズなどに出演。NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022)では、多田直美役を好演したことでも話題になった。レプロエンタテインメントには、羽田美智子、池内博之、真木よう子、中村蒼、内田理央、川島海荷、宮沢氷魚、藤間爽子、久間田琳加、南沙良といった第一線で活躍中の俳優が多数所属。異彩を放つ安野のさらなる活躍が期待される。■安野澄コメントいつも応援して下さる皆様、関係者の皆様へこの度、レプロエンタテインメントとマネジメント契約をさせていただくことになりました。今までのたくさんのご縁があったからこそ、今ここに立てています。これからの出会いを楽しみに、そしていつも感謝の気持ちを忘れずに精進していきます。俳優としても、人としても成長していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
2023年06月13日宮沢氷魚を主演、小西桜子をヒロインに迎え、“映画をつくりたい人”を募集するプロジェクト「感動シネマアワード」(主催:レプロエンタテインメント)にて大賞を受賞した映画『はざまに生きる、春』。この度、2人が演じる画家・屋内透と編集者・小向春の距離が縮まっていく本編映像が解禁された。本作は、現在出版社で漫画編集者として働く葛里華(かつ・りか)監督による初のオリジナル長編作品。発達障がいの特性を持つ画家・屋内と、出版社に勤務する編集者・春の恋模様を描いている。今回解禁された本編映像は、宮沢さん演じる屋内と小西さん演じる春の水族館での初デートシーン。クラゲが泳ぐ水槽越しに春の写真を撮る屋内と、その屋内の姿を撮る春。お互いの写真を撮り合う2人の姿は、初々しく甘い空気が漂っている。また、水族館のウミガメや魚など、目の前のものに真っ直ぐに夢中になる屋内は春にとって魅力的で、屋内にどんどん惹かれていく春の様子が伝わってくる映像となっている。さらに、2人が手を繋いで眠りにつくシーンも解禁。屋内の家で寝ていた2人だったが、そこに春の恋人からの着信。「帰らないと…」と身体を起こす春に、指先でとんとんと引き止めるように春に触れる屋内。春も返事をするように屋内の手にとんとんと触れ、やがてそのまま手を握り、眠りに落ちる2人。急激に縮まる2人の距離感と、惹かれ合う気持ちが伝わるドキドキのシーンとなっている。『はざまに生きる、春』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はざまに生きる、春 2023年5月26日より公開©2022「はざまに生きる、春」製作委員会
2023年06月06日