メル・ギブソン、謎の“ラスボス”怪演「探求するキャラクターとして面白い」『コンティニュー』
と演じる難しさと面白さを語り、「このキャラクターは邪悪にほくそ笑むだけじゃない。本当のところ、少しばかり同情できるようにヴェンタ―大佐を演じた。観客が理解できるようなキャラクターにしたかった」と明かす。
「こういうキャラクターを演じることの秘訣は、俳優である僕がまずキャラクターを理解することなんだ。そうすればたぶん、観客もキャラクターがどんな人物で、その行動の根底に何があるのか、またどうしてこんな人間になったのかを理解できる。僕の場合、たいてい、ユーモアからキャラクターを理解する。何がこの男を怒らせるのかは、ユーモアから理解できる」とベテラン俳優ならではのアプローチ方法を解説する。
劇中では、筋骨隆々なグリロと拳を交えるシーンもあり、ギブソンのパワフルな一面も見られる一方で、「昔はアクションなんて楽にこなしたものさ。
今は本当にしんどいよ」と吐露、「今じゃ、優秀なスタントが必要だね」と冗談混じりに撮影の過酷さを告白した。
『コンティニュー』は6月4日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
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コンティニュー 2021年6月4日より新宿バルト9ほか全国にて公開
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