くらし情報『『ドライブ・マイ・カー』カンヌで日本映画初の脚本賞ほか4冠!映画史を塗り替える』

2021年7月18日 17:15

『ドライブ・マイ・カー』カンヌで日本映画初の脚本賞ほか4冠!映画史を塗り替える

誌が掲載する各国の批評家たちによる「星取表」では4点満点中3.5という『パラサイト半地下の家族』 以来の断トツのハイスコアで首位。

さらには授賞式に先駆けて発表された同映画祭の独立賞である国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの賞を受けていたことから、主要賞受賞へ期待を寄せる声が世界各国から集まっていた。

濱口監督作品としては、商業デビュー作『寝ても覚めても』が2018年に同映画祭コンペティション部門に出品されており、今回、2作品連続・3年ぶりの出品。また、第71回ベルリン国際映画祭で短編集『偶然と想像』が審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞。第77回ヴェネチア国際映画祭では共同脚本を務めた『スパイの妻<劇場版>』が銀獅子賞(監督賞)を受賞するなど三大映画祭を席巻し、気鋭監督として世界的に注目を集めていた。

この度受賞した脚本賞は、コンペティション部門に出品された全24作のうち最も優れた脚本に贈られる賞で、日本人・日本映画での受賞はカンヌ国際映画祭史上初。濱口監督と共同脚本の大江崇允氏に贈られた。なお、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞と脚本賞の同時受賞も、カンヌ史上初となっている。

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