『50歳の恋愛白書』ロビン・ライト・ペン×ブレイク・ライヴリー インタビュー
ロビンは、ピッパへのアプローチについて、レベッカとのやり取りの重要性を明かしてくれた。
「ありがたいことに、撮影まで1年と少しかけて、レベッカと詳細を詰めることができたの。彼女は『朝の4時に電話してくれても構わない』と言ってくれて、実際に電話しちゃったのよ!『ちょうどいま起きたんだけど、名案がひらめいたの』って。彼女は、私が知りたいこと全てに答えてくれたわ。だから撮影前に、ある程度役について固めることができた。これは本当に珍しいことよ」。
マトリョーシカのように、局面ごとに様々な表情を見せるピッパ。ロビンは言う「ブレイクがいなければ、大人のピッパは存在しなかった」と。
その意味するところは?
「“いつ”、そして“なぜ”いまのピッパになったのかを見なければ意味がなく、訳が分からなくなってしまうの。ブレイクが演じた若き日のピッパがいるから、自己が崩壊し、口を閉ざしたいまのピッパを演じることができる。『あなた(=ブレイク)がその仕事を全部引き受けてくれるなら、こちらは私がやります』――そう言えたから、開放的にピッパを演じることができたわ」。「ロビンのそばにいると、魔法をかけられたみたいに惹き込まれるの」