2021年10月6日 19:00
東洋の魔女の“秘密”と彼女たちの“今”に迫る『東洋の魔女』12月公開へ
当時の日本は87.8%のテレビ普及率だったが、ソ連戦は最高視聴率95%を記録した。またその熱狂はその後、空前のママさんバレー・ブームを引き起こし、「アタックNO.1」や「サインはV!」をはじめとする、スポ根ジャンルの興隆へと繋がっていった。
そんな一大ブームを巻き起こした彼女たちも、いまや80代に差し掛かっている。本作では「魔女」、「スパルタ」、「鬼の大松」など仰々しい言葉とともに語られてきた彼女たちが、自らの口でその思い出を語る姿を捉えている。いまなお、若々しく人生を謳歌する“魔女たち”の姿を撮影したのは『誰も知らない』などで知られる名カメラマン・山崎裕。監督は『オリンピア52についての新しい視点』や『完璧さの帝国』などフッテージ・ドキュメンタリーで高い評価を得てきたフランスの奇才ジュリアン・ファロが務め、単なるノスタルジーに収まらない新たな「東洋の魔女」像を浮き彫りにしていく。
またこの度解禁されたポスタービジュアルは、バレーボール・ブームを作ったアニメ「アタックNo.1」の主人公・鮎原こずえと“魔女たち”がコート上で躍動する姿を描いた1枚になっている。『東洋の魔女』は12月11日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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