2021年10月7日 05:00
有村架純&菅田将暉らが最優秀俳優賞、作品賞は『ドライブ・マイ・カー』『あのこは貴族』TAMA映画賞発表
「第13回TAMA映画賞」の受賞作品・受賞者が発表された。
2009年にスタートしたTAMA映画賞は、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から、感謝をこめて表彰する。
今回は、2020年10月~2021年9月に劇場公開された作品が対象となり、そこから本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し贈られる“最優秀作品賞”には、西島秀俊が舞台俳優であり演出家の男を演じる村上春樹原作『ドライブ・マイ・カー』と、山内マリコが東京の異なる階級に生きる女性たちの葛藤を描いた長編小説の映画化『あのこは貴族』の2作品が決定。
『あのこは貴族』
受賞理由について実行委員会は、『ドライブ・マイ・カー』に関して、「多言語の交錯する舞台劇とさまざまな人物の物語が幾重にも重なり、新しい感性の映画が誕生した。喪失感を抱える人々の再生への道程に涙を禁じ得ない」と評価。一方『あのこは貴族』は「違う階層(セカイ)