くらし情報『CGと見間違うほどのリアルな木目メイク『ほんとうのピノッキオ』メイキング映像』

2021年10月15日 13:30

CGと見間違うほどのリアルな木目メイク『ほんとうのピノッキオ』メイキング映像

最終的な造形に辿り着くまでにはなんと約1年もの月日を要したという。デザインが固まった後は、ピノッキオを構成するパーツひとつひとつを制作していく。イメージしたピノッキオを忠実に表現すべく、木目の溝や年輪の一本一本など、その細かいニュアンスを驚くほど緻密に仕上げる。


メイキング映像ではピノッキオの鼻や耳といったパーツがずらりと並んでいる様子も垣間見えるが、驚くべきことにそのマスクは一度しか使用ができない“使い捨て”のものなのだ。装着はもちろん、木目の色付けなど一回でも気の遠くなるような作業を毎回ゼロから実施。それを約3か月間の撮影期間中、毎日4時間以上かけて子役のフェデリコ・エラピへ特殊メイクを施したという。まさに“職人”と呼ぶにふさわしい、精密機械のようなメイク技術の高さはもちろん賞賛に値するが、そんな過酷な現場を駆け抜けた、撮影当時わずか8歳のエラピのプロ意識の高さはさらに驚愕である。

ガローネ監督はエラピについて「彼はピノッキオという役を完璧に理解していた。
本人の性格自体は(悪童である)ピノッキオとは正反対だったけど、一方でエラピの純粋な部分も生きていた。現場は大変だったけど愛情込めて演じきってくれたんだ!」

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