くらし情報『濱口竜介監督『偶然と想像』、第22回東京フィルメックスで観客賞受賞』

2021年11月8日 12:55

濱口竜介監督『偶然と想像』、第22回東京フィルメックスで観客賞受賞

長い孤独な旅が、この素晴らしい賞をいただけたことでハッピーエンドを迎えられたのでは、と思っている」と改めて喜びを語った。

濱口竜介監督『偶然と想像』、第22回東京フィルメックスで観客賞受賞

審査員長の諏訪敦彦監督(『風の電話』など)は、「こんなふうに審査をさせていただいたく時、される場合もあるけれど、そういう時に心の中で呟いている言葉がある。確か、クリント・イーストウッドの言葉だったと思うが、“たくさん賞を取るくだらない映画もある、一つも賞を取らない素晴らしい映画もある。ただそれだけのことなんだ”と。審査をするということは、ジャッジすることではなくパーソナルな視点を表現するものだと思っている。(コンぺティション作品)それぞれが、社会や個人の中に存在する問題にアプローチして、いかに映画として表現するか勇気あるチャレンジを見せてくれた」と講評。


濱口竜介監督『偶然と想像』、第22回東京フィルメックスで観客賞受賞
最優秀作品賞『時の解剖学』
「(最優秀作品賞が)2本という異例な結果となったが、2本はそれぞれユニークなプロセスで、映画の未来を開いてくれていると感じたが、同等に評価したという結果ではなく、審査員それぞれが、映画に何を見ようとして求めているか、全く別の視点から、その価値を見出されたもの。違うアングルというものを皆さんに提示しようと、そういうふうに判断させてもらった。

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