リストラからの奇跡! G・クルーニーのオスカー候補作のエンディング曲が話題に
彼は、大学の講義の場で本作の監督ジェイソン・ライトマンと出会い、この「Up In The Air」のオリジナル曲を収録したカセットテープを手渡し、自らの境遇を監督に語って聞かせた。映画のテーマ、価値観を反映した彼の曲は、何と監督に渡されたカセットテープそのまま、オリジナルのバージョンが映画でも使われることが決まったのだった。
このエピソードは、CBSのEvening Newsやワシントンポスト紙でも取り上げられ反響を呼び、彼のCDデビューも決定した。レニックは現在の状況について「作詞作曲というのは、途方もない大きなチャレンジであると同時に、非常にやりがいのあるものだと思います。でも、妙な感じです。私は初めて、いままでとは反対の立場にいるからです。自分が質問する側ではなく、人が私の音楽を調べ、私にインタビューするんですから!これはシュールな体験ですよ」とコメント。さらに「私はこの映画が大好きです。
そして、私の歌とこの映画のテーマの共通性に感激しています。私の音楽のためにドアを開けてくれたジェイソン・ライトマンには感謝していますし、この素晴らしい映画の一部になれたことをとても光栄に思っています」