2022年1月17日 18:15
伝記ではなく芸術を作る…ビリー・ホリデイの人生を写し取るプラダの衣装に注目
とこだわりの衣装デザインについてふり返る。
劇中で最初に登場するビリーが身に纏っている美しい衣装も「プラダ」のドレスだ。これはプラダの2014年春夏コレクションに着想を得たもので、アイボリーのダブル・シルクサテン、スイートハート・ネックライン、貴重なクリスタルの刺繍が施されたコラム・ドレス。
グラマラスで洗練されたアップの髪型の左側には、彼女がよく身につけていた白いクチナシが目立つように飾られ、耳から首まで垂れるイヤリングがキラキラと美しく輝いている。
ほかにもシックなブラックのプランジングネックドレスや、バタフライスリーブにフレアのパンツスタイル、華やかなイエローやパープルのドレス、オープンカラーシャツにパンツのカジュアルなスタイルなど、劇中では合計55着ものビリーの衣装が登場している。
主演アンドラ・デイも絶賛「パオロ・ニードゥさんの仕事ぶりが素晴らしくて」
劇中での衣装の中で特に気に入っているものを聞かれた主演のアンドラ・デイは「最後のシーンで『オール・オブ・ミー』を歌っている時に着ている紫色の衣裳が一番好き。プラダだけではなく、パオロ・ニードゥさんの仕事ぶりが素晴らしくて、細部にわたって素晴らしいものを作ってくれた」