2022年2月15日 12:45
笠松将「世の中がざわつくくらいのカリスマ性が欲しい」『リング・ワンダリング』対談で明かす
おんぶされている阿部さんも大変だろうなとは思いましたが、そこは付き合ってください!という気持ちでおんぶを続けていました。
――そんなハードさの中にも嬉しいことがあったんですよね?
笠松:阿部さんは撮影の合間に仮眠を取っている僕に対して、そっと栄養ドリンクを差し入れてくれました。その優しさに感謝です。
阿部:笠松さんもその後に差し入れを倍返ししてくれましたよね?人が食べる量を遥かに超えたバナナを(笑)。
笠松:それには理由があって。ロケ地が地方ということもあり、近くにコンビニもなかったんです。それで偶然見つけたお店が、果物の特売所でした。
――映画の内容にちなんで…お二人が探し求めたいものを教えてください!
笠松:カリスマ性を追い求めたいです。
世の中がざわつくくらいのカリスマ性が欲しいです。そうなればたくさんの人が僕の映画をきっと見てくれるだろうし。
阿部:私は何だろう?…何を探し求めたいのかを探す、それが私の課題かもしれません(笑)。
――最後に観客の皆さんにメッセージをお願いします!
阿部:見どころは、金子雅和監督ならではの世界観です。ミドリはこの世の目に見えないものを体現しているキャラクターです。