2022年2月18日 15:05
『ムーラン・ルージュ』監督が描くエルヴィス・プレスリーの物語『エルヴィス』7月公開
など多くのドラマに出演しティーンを中心に人気を博し、近年はクエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』やジム・ジャームッシュ監督の『デッド・ドント・ダイ』に出演してきた。
オースティン・バトラー
本作ではほぼ全編に渡り吹き替えなしで歌唱とダンスを行い、ラーマン監督に「エルヴィスそのもの」と言わしめる圧倒的なパフォーマンスを披露する。オースティンは「エルヴィスのレコーディングか、僕のレコーディングかわからないようにまったく同じ歌声をやってみせることを目標にした」と語り、1年以上に渡って週6日以上のボイストレーニングなど多くの専門家による猛特訓を受けたという。
また、『ボヘミアン・ラプソディ』で主演ラミ・マレックの役作りを支えたポリー・ベネットがムーブメントコーチに就き、徹底的にエルヴィスの細かい所作を習得していったオースティンは、最終的には「自然に自分の一部になった」と語っている。若き日のエルヴィスの才能をいち早く見つけ、生涯にわたりエルヴィスのマネージャーを務めたトム・パーカー役には、2度のアカデミー賞受賞を誇る俳優トム・ハンクス。見た目も実在のトム・パーカーに似せ、これまでのキャリアになかったような役柄で世界を魅了する。