穂のかインタビュー デビュー2年目の初舞台で“変身”中 「苦しくて幸せ」
英語が分かる。バーコフと通訳さんの言葉で2回怒られた気分になることも(苦笑)。一度、『それじゃダメだ!そんな演技はケイト・ウィンスレットみたいだ!』と言われて、私としては嬉しかったんですけど(笑)」。
稽古場にいたバーコフ氏は穂のかさんについて尋ねると、ニヤリとして冗談まじりに太鼓判を押した。
「感受性が高くて役にどんどん入っている。日に日に良くなっているよ。ウソ八百だけど」。
デビュー2年目、これからどんな変身を遂げたい?
「ポン!と変わるのではなく、ちょっとずつ確実に皮が剥けていくように変身していきたい。
観た人の心に余韻を残せる女優になりたい」。
ところで父親の石橋貴明さんには、前2作のときと同じく事後報告だったとか?
「年明けに一度会ったときに。励ましの言葉?いただいてないです。父と娘の枠内の関係ではありますが、仕事の面では仕事の先輩として敬意はあっても、いろいろな意味で関係ない。というかいまは『見て』というより『頑張っているのでノータッチ』で、という気持ち。きっと経験を積んで胸を張れるようになったら、何か言えるようになるのかな、と思います」。
舞台漬けの数か月後、アノ父もビックリの変身ぶりを見せてくれそうだ。